「お年玉で買ったゲームが、欲しかったヤツとは違ってた。店で返品をお願いしていたら、怖そうなおじさんが...」(愛知県・30代女性)
自分を責め、うなだれていたら...
何で間違えてしまったのか......。そう自分を責め、その場にうなだれていたときでした。
近くにいたおじさんが近寄ってきました。サングラスをかけていて、一見怖そうな感じの人です。
そのおじさんは店員さんに、
「俺がその子のソフトを買うから欲しいのと交換してあげて。せっかく楽しみにしてたのにかわいそうじゃん」
と言ってくれました。

驚くと共にとても嬉しくて、でも恥ずかしさもあって、私は「ありがとうございます」と言うのが精一杯でした。
見ず知らずの子どものために欲しくもない数千円もするソフトを買うことはなかなか出来ることではないと思います。
何でもっとしっかりお礼が言えなかったのだろうと、今でも心残りです。
あの時のおじさん、本当にありがとうございました。親切な人の話を聞くと、いつもおじさんのことを思い出します。
30年近く経ちましたが、そのソフトだけは今でも大切に取ってあります。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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