これなら痛くならなそう! 岐阜生まれの「五本指下駄」がナイスアイデア
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2022年4月27日放送の「いいね!わがマチQ」のコーナーで、岐阜県恵那市の企業が作っている、珍しい下駄が紹介されました。
その名も「GETALS(ゲタル)」。世にも珍しい「五本指の下駄」です。
作ったのは恵那市で駄の製作・販売を行う 「嵯峨乃や」のご主人・大森さん。ゲタルとは「ゲタ」と「サンダル」を合わせた造語だそうです。
通常の下駄は足の親指と人差し指の間だけが分かれていますが、「ゲタル」は5本の指が分かれるようになっているので、力が分散されて歩きやすく、足への負担も少なくなるんだそうです。
9年前、着物を取り扱う仕事をしていた頃、お客さんとの会話から誕生したという「ゲタル」。台座には、岐阜県の県産材である東濃ひのきを使い、鼻緒はカジュアルなデザインなので、気軽にサンダル感覚で履く人もいるとのこと。
大森さんは、履き心地のいいゲタルを使って、外国の人たちにも日本のように靴を履き替える文化を取り入れて欲しいと考え、内履き用の「ゲタル」もつくりました。海外からも人が訪れる飛騨市の旅館「隠庵ひだ路」で、室内履きとしてゲタルが導入される予定だそうです。
足の指1本1本が解放されて気持ちよさそうな履物でした。見た目も和モダンな感じで◎。ぜひ、履いてみたいです。
(ライター:iwatami)