大阪・関西万博に向けて開発中 進化した「人間洗濯機」が凄いらしい
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2022年4月12日放送では、大阪・関西万博に向けた取り組みを行うメーカーの話題を取り上げていました。
大阪市淀川区に本社を構える企業「サイエンス」は、シャワーヘッドを手がけるメーカーです。そんな同社では、2025年に開催される大阪・関西万博に向け、健康をキーワードにした新しいもの作りに挑戦中。
細かい泡を作り出す技術を活用して開発中なのが、ただ体を洗うのではなく病気の予防を目指す「人間洗濯機」です。

大阪大学と共同研究をすすめているとのことで、同大学の神吉輝夫准教授は、「イスの背もたれ部分に仕掛けがあります」と話します。
背もたれにある3つの銀色の部分が心拍を測る電極センサーで、密着して座ることで心拍数を測定できます。神吉准教授によると、心拍数からいろいろな健康状態が分かるとのこと。
心拍数をもとに「ストレス状態かリラックス状態か」を把握して、AIが健康状態に応じてリフレッシュ効果のある動画を映し出します。映像は360度広がり、湯船につかりながら様々な空間が体験できるのだとか。
「今世の中は暗い話題しかないですよね。(大阪・関西万博の時は)アフターコロナでおそらく明るい状態になってきています。万博を機に日本の力を世界に見ていただける最高チャンスだと思っています」(サイエンスの青山恭明会長)
1970年の大阪万博で話題を集めた「自動で体を洗う人間洗濯機」の進化系だといえますね。完成が楽しみです。
(ライター:まみ)