佐渡島の海岸にぽっかり空いた「巨大な穴」 神秘的な色合いに感嘆「宝石みたい」「地球の神秘」
「悠久の時を経て大地が作り上げた絶景です」
そんなつぶやきと共に、1枚の写真がツイッターに投稿された。
こちらはツイッターユーザーのKoki Ueda(@fuehrsn)さんが2022年5月7日に投稿した写真だ。
夕日が今にも沈みそうな大海原。手前の岩場には水を湛えた深い穴が空いており、まるで小さな世界を見ているよう。スケールの違いが同時に楽しめる、神秘的な一枚だ。
この写真が撮影されたのは、新潟県佐渡市・平根崎の「波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)」。岩場に空いた穴は、海水が岩盤を浸食してできたもの。新潟県観光協会のウェブサイトによると、500メートルにわたって無数に円形の穴が存在する国内最大規模の甌穴群だ。
話題の写真に映っている穴は、かなりの大きさ。長い年月をかけて作られた光景からは大自然のパワーが強く伝わってくる。
「太古の世界を覗き見たかのよう」
Kokiさんのツイートには、こんな反応が寄せられている。
「太古の世界を覗き見たかのような感じがしました」
「宝石みたいですね」
「素晴らしい地球の神秘。この目で見たくなりますね」
美しすぎる絶景に見惚れてしまうユーザーが多いようだ。
投稿者に話を聞いたところ
「現地に到着してから夕日と絡められる甌穴を探して撮影しました」
と当時の状況を語ってくれた。ひしひしと伝わってくる暑さは、遠くで燃えているはずの夕日が甌穴に共鳴しているからなのだろうか。
(ライター:Met)