皮の裏の脂がたまらん...! 「氷見のブリ」贅沢に使った弁当がめっちゃ美味
ブリのおいしさを逃がさないための「すき焼き」
お弁当の上にたっぷりのっているのは、かなり肉厚なブリの身。
氷見の卸問屋・松本魚問屋の目利きのプロが選んだ氷見の天然ものだ。獲れたてを特殊な冷凍技術して保存し、新鮮さを保っているという。
そんなブリを弁当として美味しく食べられるレシピを考案したのは、フランスの5つ星ホテル「Hotel du palais」のレストランで修業し、星付きレストラン「le sergent recruteur」のスーシェフを務めた山下貴民さん。現在は、松本魚問屋で商品開発全般を手掛けている。
今回は氷見のブリの脂のおいしさを逃がさず調理するため「すき焼き」という手法を選択したそう。
早速食べてみると、甘辛いしょうゆ味が堪らない旨さだ。身が締まったブリの味もストレートに味わえる。
ブリの下には茹でたホウレンソウや山菜などが敷かれ、ヘルシーな仕上がりに。そのさらに下に隠れているご飯はやわらかくてモチモチしている。もち米が配合されているからだ。
ふっくらと炊かれた大きな身のホタルイカ、シャキシャキとしたレンコン、上に乗せられたハジカミが味わいに変化を生み、思わず日本酒が欲しくなる。
「駅弁」というよりは、レストランでシェフが作って持たせてくれたお弁当、という印象だった。