「にら豚のたれ」をご飯にチョイがけすると「美味すぎる」ってマジ? ジョイマン高木を信用してみた結果
大分県を代表する庶民派グルメ「にら豚」。たっぷりのニラ・キャベツ・豚肉をしょう油ベースのタレで炒めた、ご飯が進む最強の一品だ。
2022年3月27日、そんなにら豚についてお笑いコンビ・ジョイマンの高木晋哉さんがツイッターで言及したのだが、そこには何やら気になる情報が。
高木さんは大分市の有名中華料理店「王府」を訪れたという。そこでにら豚を気に入り、空港でフンドーキン醬油(本社:大分県臼杵市)の「にら豚のたれ」を購入。そして、こう呟いた。
「にら豚を作るのに使おうと思っていましたが、我慢できず、帰宅後に白米にちょいがけして食べました。かけるだけで美味過ぎる ブルーギル」
「かけるだけで美味すぎる」――本当だろうか?
フンドーキン醤油のウェブサイトを見てみると、にら豚を作る際は具材を炒めつつこのタレを絡めると書かれている。それを炒めもせず......というか、具材なしでそのままかけて、そんなにも美味しいのだろうか。
気になって仕方ない記者はすぐさま「にら豚のたれ」を注文した。
疑ってしまってごめ~ん、誠にすいまめ~ん
数日後、編集部にタレが届いた。まず、タレとご飯だけで食してみよう。我慢ができなかった高木さんを再現するのだ。
調理は特になし。ただ、タレをご飯に「ちょいがけ」して食べるだけ。これだけで本当に「美味すぎる」のだろうか。
甘いしょう油ベースのタレが食欲をそそり、口に入れると......おかしい。作っていないはずのにら豚が目の前に見える。
炒める工程を経ていないのに、文句がないほど完成された味になっているのだ。
目を閉じればにら豚を箸でつかんでご飯にバウンドさせている光景が見えてくる。あっという間に用意した200グラムのご飯が底をついた。
確かに高木さんの言う通り、フンドーキン醬油のにら豚のたれは、ご飯にかけるだけで美味すぎるシロモノだった。
ただ、にら豚のたれはご飯にかけてお終いではない。ちゃんとにら豚を作ってももちろん美味しいので、ご飯だけで完結しないでね!