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こんなシンプルなことある? 簡単すぎる地名「木」の由来を調べてみた

大山 雄也

大山 雄也

2022.05.04 20:00
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ルーツは平安時代にあった

担当者は、回答として「角川日本地名大辞典 9 栃木県」(角川書店)に掲載されている、木の説明のページを送ってくれた。

木は平安時代末期に木村保として成立し、当時の貴族・藤原有綱の所領になっていたと思われる、と同辞典では記載されている。

その後、江戸時代から明治22年(1889年)にかけては、木村という村名に。「木」村、ということだ。1889年以降は「木」という大字(おおあざ)として地名であり続け、現在に至る。

木というシンプルすぎる地名のルーツは平安時代。ただ珍しいだけでなく、歴史もある場所だったのだ。

「木コミュニティセンター」もある(画像は栃木市の公式サイトのスクリーンショット)
「木コミュニティセンター」もある(画像は栃木市の公式サイトのスクリーンショット)

ちなみに、千葉県流山市と茨城県三浦村にも「木」という名の場所がある。角川日本地名大辞典によるといずれもかつては「木村」だったという。

そして千葉の「木」の近くにはかつては「加村」だった「加」も。

シンプル過ぎる地名、あとはどんなものがあるのだろうか......。

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