ここが23区内...だと? ライトアップされた「東京雲海」の異世界感が凄すぎる件
「これ東京なの?」
「都内とは思えない」
都内なのに異世界みたいな雰囲気の、あるスポットがツイッターで話題を呼んでいる。
これは、ツイッターユーザーのJAJAさん(@jaja_photo_)が2022年4月5日に投稿した写真。
「都内で見ることができる絶景」
と、呟きを添えている。
これが、東京......? うっそうと繁る木々がライトアップされた様子や、その隙間からのぞく三重塔など、都内ではまず見られそうにない風景に思える。夜桜や雲海を照らす紫がかったライトも相まって、どこか幻想的な雰囲気だ。
いったい、都内のどこにこんな異世界チックな場所があるのだろう。筆者は7日、投稿者のJAJAさんに詳細を聞いた。
庭園を覆う「東京雲海」
JAJAさんが3月末の夜に撮影したこの場所は、ホテル椿山荘東京(文京区)の庭園。
まるで山奥のような印象を受ける1枚だが、東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅からなら、徒歩10分ほどで到着する。まさに、「都内で見ることができる絶景」というわけだ。
山などの高い場所から見下ろしたときに、霧状の薄い雲が一面を覆って海のように見える現象を「雲海」と呼ぶが、同ホテルでは庭園(ホテル利用者のみ立入可)の各所に雲を発生させる装置を配置し、一日のうちに何度も人工的な雲海「東京雲海」を生み出している。
「自然界の雲海は、季節や条件により見られたり見られなかったり。東京雲海は、朝、昼、夜と、必ず見られます。気軽にホテルへと足を運んでください」(「ホテル椿山荘東京」公式サイトより)
JAJAさんが写真に収めたのは、まさにこの「東京雲海」の演出である。
「雲海の動きがわかりやすく見えるように撮影したかったので、全体を覆っている瞬間よりあえて出始めのタイミングで撮りました」(JAJAさん)
JALAさんの投稿には、
「都内とは思えないですね」
「これ東京なの?すごいですよね!」
「ここマジで行きたい場所です!!肉眼で見るとまたヤバそうですね」
「幻想的ですね! あまりの魅力に吸い込まれてしまいそう」
など、雰囲気たっぷりの光景に感嘆する声が集まっている。