「沼」に浸かれるのは、あと何回? 何かに「どハマり」しづらくなる切なさ描いた漫画に反響→だからこそ重要なのは...
それなら、ハマったときは......
だからこそ
「一回一回を大事にしよう」
「沼には肩までしっかり浸かろう」
福田さんはそう提案している。ハマるからには肩(むしろ頭?)までどっぷり。残り少ない(かもしれない)「ハマる」感覚を、全力で楽しんでいこう......と。
4月9日、Jタウンネット記者の取材応じた作者の福田さんは、この漫画を描いたきっかけを
「年齢を重ねると趣味に没頭できなくなる...とよく言われていて自分自身も少しずつそれを実感しつつあるのですが、それをただ悲しいものとしてだけ捉えずに、今後好きになっていくものとの出会いを噛み締めようという前向きな話として形にしたいと思ったからです」
と語る。同じように感じていたツイッターユーザーも少なくないようで、作品には4万5000件を超える「いいね」(4月11日時点)のほか、
「真理だわ
感受性も衰えるし、経験が増える分前知識も増えて新鮮なものがなかなか見つからないイメージ」
「年齢重ねるとハマる体力が無くなっていくんすよ......」
「めっちゃ、わかります。最近、昔ほど、グッズ買い漁ったり、イベントに参加したりしなくなりました」
「時間があるっていうのも結構大事」
といった共感の声が数多く寄せられている。
ただ、その一方で「いくつになっても見つかるから大丈夫!」「歳を重ねて経験増えた分こうなるけど、いざ未経験の事をやり始めてみたらドハマりしたりするから侮れない。子供の頃と比べると、金と実行力がある分危ない危ない」など、年齢は関係ないとする声も。
結局はタイミング......なのかもしれないが、やはり素敵な「沼」に巡り会ったときは悔いのないように肩までしっかり浸かっておきたいものだ。