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「2歳の息子がどこを探しても見つからない。泣きながら家に帰ると、びしょ濡れの中学生がやってきて...」(大阪府・40代女性)

井上 慧果

井上 慧果

2022.02.17 11:00
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さっきまでそこにいたはずの我が子がいない――。

大阪府在住のJタウンネット読者・Aさんは十数年前にそんな恐ろしい体験をした。

当時、息子は2歳。家の中で遊んでいたはずなのに、気付けば姿が消えてしまっていたという。

幼い息子が...(画像はイメージ)
幼い息子が...(画像はイメージ)

玄関を見ると、扉は開きっぱなしになっていた。どうやら外に出ていってしまったらしい。

Aさんは慌てて外に飛び出し付近を探すが、どこまで行ってしまったのか見当もつかない。

次第に雨も降りはじめ、途方に暮れながら一旦帰宅したAさんが警察に行こうとすると......。

近くには車が通る道もあるのに

私には、中学3年生になる息子がいます。その子が2歳の頃の話です。

私たちは一軒家に住んでいて、ふだんから息子には家の中で自由に遊ばせていたのですが、その日、気付くと息子の姿が見えなくなっていました。

探してみると玄関が開いています。誰かが家にいるときは玄関の鍵は施錠していなかったので、そこから外に出てしまったようでした。

ドアが開いていて...(画像はイメージ)
ドアが開いていて...(画像はイメージ)

私は急いで辺りを探しましたが見当たらず、いつに出たのかもわからないので、2歳児の足でどこまでいけるのか、見当がつきません。

とにかく探しつづけようと、近所に住む母を呼んで「途中で帰ってくるかもしれないから、家にいて」とお願いし、自分は自転車に乗りました。

住んでいるのは住宅街ですが、少し行けば車が通る道にも出られます。「最悪の場合」を想像してしまい、パニック状態になりながら、必死に探しました。

びしゃびしゃの中学生、その背には

そのうちに雨が降り出し、気がつけば探し始めてから2時間が経過。警察に届けようと思い、泣きながら一旦家に帰ることにしました。

家の外で心配そうにウロウロしていた母に声をかけて、警察に行ってくると話しているときです。

雨の中、傘もささずにびしゃびしゃに濡れながら2人の少年が歩いて来るのが見えました。

背中には、息子をおぶっているではありませんか!

息子をおぶった少年が家の前に(画像はイメージ)
息子をおぶった少年が家の前に(画像はイメージ)

聞けば、息子はほとんど行ったこともないはずの少し離れたコンビニのところをウロウロしていたので、大丈夫かと心配になり声をかけたそう。

そのまま、あっちだこっちだと息子に言われるままにおぶってきたと言うのです。

「もう時間は戻せないけれど、どうか...」

その後のことはあまり覚えていません。

息子のことで頭がいっぱいで、とにかくお礼を言って、帰ってもらったと思います。

近所の中学生だということは、ジャージだったか、制服だったか忘れてしまいましたが、どちらかを着ていたのでわかりました。

それからも日々に追われ、何も行動しないまま、息子は彼らと同じ中学生になりました。

息子も中学生に(画像はイメージ)
息子も中学生に(画像はイメージ)

こんな奇跡を起こしてくれた2人にロクにお礼もしなかったことを、本当に悔やんでいます。

せめて、中学校にすぐ連絡を入れれば、特定できたかもしれません。制服(もしくはジャージ)を濡らして、怒られたかもしれない。風邪を引いたかもしれない。

すごいことをしたのに、ロクに感謝もされず、彼らは傷付いたかもしれない。

もう時間は戻せないけれど、どうかこの感謝の気持ちが、彼らに届きますように。

本当に本当に、ありがとう。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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