「2歳の息子がどこを探しても見つからない。泣きながら家に帰ると、びしょ濡れの中学生がやってきて...」(大阪府・40代女性)
「もう時間は戻せないけれど、どうか...」
その後のことはあまり覚えていません。
息子のことで頭がいっぱいで、とにかくお礼を言って、帰ってもらったと思います。
近所の中学生だということは、ジャージだったか、制服だったか忘れてしまいましたが、どちらかを着ていたのでわかりました。
それからも日々に追われ、何も行動しないまま、息子は彼らと同じ中学生になりました。
こんな奇跡を起こしてくれた2人にロクにお礼もしなかったことを、本当に悔やんでいます。
せめて、中学校にすぐ連絡を入れれば、特定できたかもしれません。制服(もしくはジャージ)を濡らして、怒られたかもしれない。風邪を引いたかもしれない。
すごいことをしたのに、ロクに感謝もされず、彼らは傷付いたかもしれない。
もう時間は戻せないけれど、どうかこの感謝の気持ちが、彼らに届きますように。
本当に本当に、ありがとう。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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