これは間違いなくサイコー! とある旅館で誕生した「おばあちゃん作イブリガッツォ」のみっちり感がたまらない
零細の高齢農家が多く...
たとえば、21年12月6日に「時事ドットコム」が配信した記事「いぶりがっこ、伝統の味ピンチ 衛生基準導入、高齢農家『何年できるか』―秋田」では、秋田の郷土漬物・いぶりがっこの生産者が減っていく可能性について紹介している。

もともと、いぶりがっこは、漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ、雪国・秋田の伝統的な漬物。「がっこ」は、秋田の方言で漬物のことだ。
しかし、改正食品衛生法が施行されたことで、衛生基準を満たすためには作業小屋に多額の改修費がかかることに。
作り手には零細の高齢農家が多いことから、これまでのように生産・販売はできなくなることが懸念されている。
この問題について、柏原さんは次のように語った。
「(秋田へ)旅行に行った母がお土産屋さんで、いぶりがっこには色んな種類と生産者がいて全部味や特徴が違うことを知り、買い物を楽しんだようなので、その文化が失われてしまうのは悲しいです」
「今回のことで注目と需要が高まり、小さな生産者が守られる事を期待しています」(柏原さん)
存続が危ぶまれている、秋田名物・いぶりがっこ。普段、漬物はあまり食べないという人も、クリームチーズとの鉄板の組み合わせで「イブリガッツォ」を味わってみるのはどうだろうか。
おばあちゃん作
— 柏原周平 (@backyennew) January 22, 2022
「イブリガッツォ」 pic.twitter.com/n0S3tI5mXK