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こんなものまで買えちゃうの!? コロナ禍に生まれた「激レア自販機」3選+α

福田 週人

福田 週人

2021.12.31 20:00
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レースのハンカチやマスクが買える自販機

最後に紹介するのは、京浜急行電鉄「横浜」駅(神奈川県)のホームに設置された、こんな激レア自販機だ。

寿司柄のハンカチ(画像は陣内@LS_assassinoさんのツイートより)
寿司柄のハンカチ(画像は陣内@LS_assassinoさんのツイートより)

こちらは、同自販機内の製品を作っている「近沢レース店」(横浜市中区)が、展示会の設営やイベント企画など多岐に渡る業務を行っている誠友社(神奈川県横浜市)社長から、「自販機に近沢レースの製品を置きたい」と提案を受けたことで生まれた、「レースハンカチ」が買える自販機。

設置されたのは20年9月で、「ちょっとした忘れ物に対応できる」をコンセプトにレース製のハンカチとマスクを販売している。

3月6日配信の「『お寿司模様のレースハンカチ』を買える自販機が横浜にあった いったい何故?設置の経緯を聞くと...」記事では、自販機設置への思いについて、「近沢レース店」執行役員・営業統括本部長の近澤柳さんは、

「このコロナ禍において、対面販売だけではない小売りで活路を見出したいと考えていたので、自販機ビジネスを始めました。
元々はうちの商品だけではなく、違う商品も置く予定だったようなのですが、うちだけでやらせてもらえないか、その方がより面白いものになるのではないか、とこちらからご提案して、今の形になりました」

と述べている。また、「寿司柄」というユニークなデザインについては、

「当社では、商品開発の際、既存のお客様に向けたクラシックなデザインのものと、またあまりレース製品に馴染みがない方にも身近に感じていただけるようなデザインを考えています。
レースでは色んな表現をすることができるので、お寿司やアボカドなど、実際に皆さんの周りにあるものをデザインしたりしています。
この自販機は、普段近沢レース店をご利用でない方、ご存知でない方にもご興味を持っていただけるように、話題になりそうなデザインのものを置いております」

と語った。

駅のホームにスペースが作られている(写真は2021年12月28日記者撮影)
駅のホームにスペースが作られている(写真は2021年12月28日記者撮影)

なお、ラインナップは頻繁に変更され、およそ2週間に半分は入れ替わるようなイメージとのこと。色んなデザインの物を集めたくて足繁く通う人も多いのか、1日の売り上げは多いときで10万円ほどになることもあるそうだ。

Jタウンネット編集部が2021年に取り上げた激レアな自販機。いずれも「そんなものまで売ってるの?」と驚かされるものばかりだ。

もしかしたら、皆さんの近所にも思わぬ商品を売っているユニークな自販機があるかもしれない。

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