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「ととのう」ってレベルじゃねえぞ! 長崎にある「石窯サウナ」が「儀式の場」にしか見えない件

福田 週人

福田 週人

2021.12.09 06:00
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韓国のサウナを参考にした

Jタウンネット記者は、アフロマンスさんが体験した石窯サウナについて、御湯神指しベストパワーランドにも話を聞いた。

同施設代表の中島恵美子さんによると、注目を集めているサウナ「ドーム式石窯サウナ『來磊(らいらい)』」は、2000年の6月から営業している。

「サウナを始める前、私の家は建設業を営んでいました。しかし、それだけでは食べていけないということで、何か別のことを始めようとなりました。
そこで、以前に会社の社員旅行などで訪れた韓国で出会った石窯の中に入る形式のサウナに着目し、日本国内にはまだないものということもあって、私の父が初代としてドーム式石窯サウナを始めました」
石窯の中の様子(画像は御湯神指しベストパワーランド公式サイトより)
石窯の中の様子(画像は御湯神指しベストパワーランド公式サイトより)

中島さんいわく、「來磊」の中の温度は実に150度ほどにもなる。一般的なドライサウナの温度が高くても100度前後であることを考えると、やはりかなりの高温だ。

「また、普通のサウナが表面から体を温めるのに対して、石窯サウナでは中央の炎によって熱せられた石窯から遠赤外線が発せられることで、芯から体が温まるんです」(中島さん)

体の芯から温められるおかげで、サウナから出た後もしばらくは体がじんわりと暖かいままになるそうだ。なお、入る際に麻の袋を被るのは、体表が日焼けのような状態になると体を芯から温める効果が薄れてしまうので、それを防ぐためとのこと。

中島さんは、ツイッター上で「來磊」が反響を呼んでいることについて、

「うちは特に広告や宣伝を積極的に行っているわけではないので、こうしてSNS上などで広まってくれるのはありがたいです。これをきっかけに遠方からも足を運んでくれる人が増えたらいいなと思います」

とコメントしている。

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