「ととのう」ってレベルじゃねえぞ! 長崎にある「石窯サウナ」が「儀式の場」にしか見えない件
2021.12.09 06:00
「罪人のような気持ちになるよ」
ヤバいと噂のサウナは、長崎県中央部・諫早(いさはや)市にある「御湯神指しベストパワーランド」の「ドーム式石窯サウナ『來磊(らいらい)』」だ。
全国の一風変わったサウナ巡りが好きだというアフロマンスさんは、サウナ通の知人に誘われて11月24日に訪れた。
「私と知人ともう1人の3人で行きました。私以外の2人は経験者だったのですが、行きの車の中では『罪人のような気持ちになるよ』『あそこは何人かいなくなっててもおかしくない』などと冗談まじりのトークがあり、ビビリながら現地に向かいました」(アフロマンスさん)
男性用の浴場の中に入ると、まず風呂場があり、その奥にサウナへの入り口があるという構造だったそうだ。
「スタッフのおばちゃんに言われるがままにお風呂に入り、『(うちのサウナは)初めて?初めての人はノックして、初めててですって言って』と言われ、ノックして『初めてです』と言って入りました。
入ってみると、サウナがあるべき場所には巨大な石窯がありました」(アフロマンスさん)
スタッフに頭から麻袋を被るように言われたアフロマンスさんは、この格好のまましゃがみながら石窯の中に入り、うつ伏せの状態で時間がくるまで耐えていたという。
これだけ聞くと、なんだかサウナと言うより何かの刑罰みたいだ......。
「石窯の中は熱いは熱いですが、しゃがむ場所によって差が大きいようでした。私は、最初は初心者向けの火から離れた場所にいたので耐えられないというほどではなかったですが、同伴した2名は最初から火の近くに行っており、『熱い』『熱い』という声が聞こえていました」(アフロマンスさん)
ちなみに、アフロマンスさんも慣れてくると火の近くに陣取ったり、体を少し起こしたりくらいはできるようになったという。