いったい何を取り込んだんだ...? 新函館北斗駅で人々を待ち受ける「ずーしーほっきー」の光るオブジェが怪しすぎる
2021年現在、日本最北の新幹線駅「新函館北斗駅」。その駅前に設置されたオブジェが、ツイッターで注目を集めている。
これは北海道南西部......いわゆる「道南」を盛り上げる活動をしているツイッターユーザーの「ゆっくり道南」さんが12月2日
「新函館北斗駅に
やばいのいた」
とつぶやきながら投稿した画像。
つぶつぶとした腹が虹色に光る謎のキャラクターが、片手をあげてこちらを見ている。これは確かに、やばい......。
Jタウンネット記者が7日、投稿者の「ゆっくり道南」さんに聞いたところ、この写真を撮影したのは2日の21時ごろ。
これはいったい、何なのだろう――?
正体は北斗市の宣伝隊長
このキャラクターは、北斗市公式キャラクターの「ずーしーほっきー」。
北斗市の特産品であるホッキ貝と北斗市特産の米・ふっくりんこでできた「『ホッキずし』のいきもの」で、市の宣伝隊長として活躍している。
21年11月には8歳の誕生日を迎え、「可愛さよりキモさが売り」の個性的な見た目や、「突然四つん這いになる」「何を考えているかわからない」という謎のプロフィールが支持され、地元だけでなく全国にファンがいる人気キャラクターだ。
このオブジェについて、ツイッターでは
「酢飯光るんだ、、、」
「なにをのみこんだんだこの子は」
「子供が見たら泣く奴」
「デフォルトでも怖いのにレベルアップしてる」
と、戸惑うユーザーからの声が多く寄せられている。
だが、「ずーしーほっきーじゃないですか!光っててかわえ~」や、「今北斗駅こんなんが居るのかよ...行きたい...!!!!!!」と胸をときめかせるユーザーからの反応も同じくらい見受けられた。
12月1日より常設
Jタウンネット記者は7日、このオブジェについて、設置・管理している北斗市観光協会を取材した。
取材に応じた同協会担当者によれば、このオブジェが設置されたのは12月1日。今年で3年目を迎える新函館北斗駅前のイルミネーションを、今年は「北斗光回廊」と題して開催。その開始にあわせ、お披露目された。
今回のオブジェの設置意図について、担当者は
「新函館北斗駅をご利用になるお客様に楽しんでいただいたり、北斗市に滞在してくださる観光のお客様の旅の記念になれば、との思いで設置いたしました。少しでも北斗のことを知って、またほっこりしていただければ」
と思いを語る。
オブジェは、座っている状態で約165センチの「等身大」。お腹の米部分はさまざまな色に光るという。
駅前のイルミネーション「北斗光回廊」は22年2月28日までの期間限定だが、このオブジェは常設に。毎日、日没から22時まで点灯するそうだ。
また、駅前にある商業施設「ほっくる」の前には箱型の行灯型照明が並び、桜や紅葉など北斗市の四季をイメージしたものと並んで、ずーしーほっきーデザインもある。「春」「夏」「秋」「冬」「ずーしーほっきー」というわけだ。こちらも常設である。
美しいイルミネーションの中に紛れ込む、ずーしーほっきー。
気になる方はぜひ、新函館北斗駅へ。
実はこの中に、「ずーしーほっきー」は2体(?)映っています