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犬のリードの黄色リボンには「意味」がある 「イエロードッグプロジェクトジャパン」代表に想いを聞いた

大久保 歩

大久保 歩

2021.11.18 21:00
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スウェーデンで始まった活動

「イエロードッグプロジェクト」は、12年6月にスウェーデンで始まった。その創設者、Eva Oliverssonさんが運営する非営利団体「Gulahund Yellowdog」の公式サイトによると、病気や怪我、また年をとっているなどの理由で神経質になっている犬が安心できる距離を保つために、リードに黄色いリボンなどを付けることを推奨している(記者が翻訳)。

飼い犬が病気や怪我でいつも以上に神経が過敏になっているときなどに、黄色いグッズをつけていれば「犬から十分に距離をとってほしい」というメッセージを、周囲に伝えられるというわけだ。

知らない人から距離をとりたい犬も(画像は「いらすとや」より)

日本では「イエロードッグプロジェクトジャパン」として、セキュリティや通信関係の工事等を行う企業「REGOLITH」(豊島区)が、「黄色いグッズ」の意味をより多くの人に広める活動を行っている。

Jタウンネット記者は17日、プロジェクト代表の多胡亜美さんに詳しい話を聞いた。

同プロジェクトが無償配布しているポスター(画像はREGOLITH公式サイトより)

主な活動として行っているのは、全国の動物病院やドッグカフェなどを対象にした、黄色のリボンを着けた犬にどのような配慮が必要か説明するポスターの配布。ツイッターやインスタグラムも活用し、より多くの人にプロジェクトを知ってもらえるように努めている。

もともとはスウェーデンで始まった活動を、多胡さんが日本でも始めようと思ったのはなぜだろう。

「しつけがなっていない」という誤解も...
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