高さ40センチの爆盛りソフトクリーム、お値段380円 太っ腹すぎる喫茶店に注目集まる
2021.11.15 18:36
従業員こぞってソフトクリーム巻き練習中
鴨谷珈琲店が開店したのは、2019年3月、秋田ステーションビル「トピコ」3階のリニューアルオープンの時だったという。
Jタウンネット記者の取材に答えたのは、鴨谷珈琲店の渡部栄浩マネージャーだ。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、秋田駅への人の流れが少なくなって、店を閉じるところも数軒出てきました。なんとか話題づくりをして、人の流れを取り戻す起爆剤に......、そう考えて思いついたのが、このロングソフトクリームです」
「最初は、日本一を目指そうかとも思ったのですが、ネットで調べると、日本一と称するソフトクリームはたくさんあることを知りまして、日本一を競うことは断念しました。今はできるだけ長いものに挑戦していこうと思っています」
「現在、約40センチまで到達しておりますが、これ以上長くなると、お客様のテーブルまで運ぶのが大変なのです。テーブルの上にはなるべく大きなお皿を置いて、もし倒れても大丈夫なように備えているのですが......」(渡部マネージャー)
従業員こぞって練習を続けているところだというが、40センチの壁はなかなか突破できないようだ。
全国各地の長いソフトクリームを参考にしてはいるが、けっして真似しているわけではない。あくまでも独自のスタイルで挑戦しているという。
「昨年は、地元・秋田のテレビ局の取材を受けたこともあって、県内のお客様に来ていただきました。今回、SNSで拡散していただいたおかげで、先日は全国ネットの情報番組(TBS系列『The Time』)に取り上げていただきました。その影響なのか、1日40本の注文をいただいたこともあります。今後は、県外のお客様に来ていただけそうな予感もしています」(渡部マネージャー)