「台風の中歩いていると、軽トラのおじさんが『送ってあげる』。目的地を過ぎたのに、車は止まらず...」(宮崎県・30代女性)
「どこに向かってるの?」
軽トラのおじさんは、そう言ってくださったのですが、私は躊躇していました。「怖い人だったらどうしよう、知らない人だし......」と思ったのです。
ですが、狭い道路な上に、雨風も強かったので、その軽トラと私のせいで道が渋滞のようになっている事に気が引けて、そのおじさんの車に乗り込んだのでした。
「どこに向かってるの?」
とまた聞かれ、場所の説明をしたらきちんとそちらに向かっていてほっとしましたが、車は目的の母の職場を通りすぎました。
このまま連れ去られてしまうのではと、ものすごくドキドキしたのを今でも覚えています。
結局のところ、説明が悪かったのか状況的に停車しづらかったのか、目的の母の職場を数メートルほど過ぎた所で停車してくれました。
お礼は言ったと思うのですが......。お名前なども聞けずきちんとしたお礼もできなかったのが残念です。
あの時は本当にありがとうございました!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Iさん目的地までを連れて行ってくれた、軽トラのおじさん。
彼がいなければ大雨の中、Iさんは大変な目に遭っていたかもしれない。
Jタウンネット編集部では、Iさんから寄せられたエピソードのように、自分を助けてくれた人に伝えたい「ありがとう」の声を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、「いつ、どこで出会った人に、何について感謝を伝えたいのか(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)」を、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)