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梶裕貴「実物を見るのは初めて」 舌が回りまくる薬でおなじみ「ういろう」が、実在するって知ってた?

松葉 純一

松葉 純一

2021.11.13 17:00
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薬のういろうは、対面販売のみ

そんな丸薬「ういろう」は、小田原のういろう本店での対面販売でしか購入することができない。

「薬のういろうは、年配の方が多くご利用されてますが、何世代にも亘って愛用されてるご家族、口コミや知り合いの薦めでという方もいらっしゃいます」(広報担当者)

なお、同社では薬だけでなく「和菓子のういろう」も製造・販売している。

こちらも幅広い世代に親しまれており「かながわの名産100選」に選ばれるほど。本店、支店、小田原駅名産店、ミナカ小田原で購入できる。

お菓子のういろう(画像提供:ういろう)

もっちりとした食感とほのかな甘さが特徴のお菓子で、こちらにも室町時代から続く、長い歴史がある。考案したのは、陳延祐の息子・大年宗奇だ。

「砂糖の精製技術がまだ無かった時代に薬の品揃えの一つであった高価なサトウキビ(黒砂糖)と米粉を蒸した棹菓子を国賓のもてなし用に作ったのが、お菓子の『ういろう』です。
(外郎家は)医術の面で活用する他、中国と交易するための外交官の役、文化人としての知識の高さを発揮して、京都で歴史を重ねました」(広報担当者)
どうして「小田原」の名物に?
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