くぐったら、別の世界に繋がりそう 北海道で発見された「鳥居っぽい電柱」に妄想が止まらない
2021.11.12 06:00
「間に通路が施設されているケースは稀」
Jタウンネット記者が10月18日、投稿者の宮澤さんに話を聞いたところ、この「鳥居」型の電柱を撮影したのは北海道小樽市内。
「違和感あふれる姿が異世界へ通じる門構えのようで、とてもかっこいいと思いました」
と発見時の感想を述べる宮澤さん。
それにしても、どうしてこんな形をしているのだろうか。
気になった記者は11月8日、鳥居型の電柱を設置した北海道電力ネットワーク・流通総務部の担当者に話を聞いた。
担当者によると、鳥居型電柱の正式名称は「H柱棚」。
2本の電柱の間に設けられている棚は、大容量の変圧器等の機器を設置する場合などに使用されている。
正確な記録は残っていないが、少なくとも1960年代以前に導入されており、北海道全域に存在しているという。
つまり鳥居型の電柱自体は珍しいというわけではないのだが、宮澤さんの見つけたのはレアなパターンらしい。
「ただし、当該電柱の間に通路が施設されているのは大変稀なケースと考えております」
と、担当者は語る。
なお、通路ができた経緯については、同社では把握していないとのことだった。