「バスに乗るお金が無くて、泣きながら家に向かう私。途中、知らないオジサンに呼び止められて...」(神奈川県・40代男性)
小学生にとってはとても遠く感じた
40年前の話です。当時小学2年生だった私は、学校の友達の家から帰宅する為、市営バスに乗車しました。
自宅の最寄りのバス停まで乗車予定でしたが、間違ってその隣のバス停で下車してしまったんです。
その時はお金を所持していなかったので、仕方なく家の方向へ歩くことに。半べそかきながら、でした。
小学生にとって、1つ隣のバス停は途方もなく遠く、そこまで歩くのは非常に大変なことのように感じていたのを覚えています。

そうして歩き始めてから10分ほど経過した時のことです。
通りかかった工事現場にいたおじさんに呼び止められました。