「小さめな鶏の半身は塩だれに漬けてから焼いている。」 ラノベみたいな名前のお惣菜に反響→名付け親を直撃してみた!
2021.09.27 06:00
「ラノベみたいな鶏肉出版されてた」
あるツイッターユーザーがそんなコメントを添えて投稿した画像が話題だ。2021年9月20日に投稿された当該ツイートは、24日夕方時点で3万5000件以上もリツイートされている。
画像はスーパーの惣菜コーナーでよく見かけるお肉のお惣菜を映したもの。ただし、商品名がやたらと長い。
「小さめな鶏の半身は塩だれに漬けてから焼いている。」
これが商品名だ。名称というには「文章」すぎる。これはたしかに、ライトノベルのタイトルのよう。例えば『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 (電撃文庫)とか、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫)の後ろに、
「小さめな鶏の半身は塩だれに漬けてから焼いている。」
とあっても、まったく違和感ないだろう。「鶏の半身」や「焼いている。」というフレーズに忘れかけていた何かをくすぐられてしまった人は記者だけではないはずだ。
「この商品名をつけた人はライトノベルに造詣が深い人に違いない!」
そう決めつけた記者は24日、商品を企画した本人に、「意識したラノベってあるんですか?」と聞いた。