めちゃくちゃオシャレじゃん... 顕彰碑の耳にハマったカエルがイヤホンにしか見えない件
この人......何か聞いてる!?
ツイッターユーザーの白石泰志(以下、白石)さんが、2021年9月7日に撮影した写真が話題になっている。
映っているのは、メガネをかけた男性のレリーフ。ツイッターで注目を集めているのは、その「耳」についた緑色の物体だ。
「ワイヤレスイヤホン的なカエルと違和感のない表情」
と呟く投稿者。なんと、黄緑色のカエルが、まるでイヤホンのようにフィットしているのだ。
ツイッターには、
「ケロケロケロケロ」
「めちゃいいセンスしとるな」
「めっちゃお洒落な色のイヤホン。聞いてるのは『かえるの合唱』であって欲しいです」
「これはインナータイプ... 実はかなりの大音量型」
といった反応が寄せられ、5万件を越える「いいね」が付けられている(15日夕時点)。
ともすれば、気付かずに通り過ぎてしまいそうなほど馴染んだレリーフとカエル。Jタウンネット記者は10日、投稿者の白石さんに詳しい話を聞いてみた。
「カエル型イヤホン」に期待!
白石さんは、鳥取県大山町在住の会社員(40代男性)。
7日、カメラを持って散策していたところ、町内にある「保健福祉センターなわ」付近でレリーフを発見した。鳥取県出身の政治家で、72~93年には鳥取県土地改良事業団体連合会の会長を務めた小林国司(こばやしくにじ)氏の顕彰碑だ。
そこで、たまたまカエルが耳にフィットしているという面白い光景が目に入り、撮影に至ったそうだ。
「鳥取県は東京2020オリンピック、ボクシング金メダリストでカエル好きの入江聖奈選手の出身地で、県内はカエルに注目が集まっています。ありそうでないカエルイヤホンがあったらいいなと思いました」
そう発見時の感想を述べる白石さんは、プライベートの活動で、日本自然保護協会の自然観察指導員として里地調査を行っている。
その一環として、大山町に棲息するヤマアカガエルの数を毎年調べているのだとか。
「そういうライフワークもあって、カエルには普段から目がいきます」(白石さん)
白石さんが撮影した「イヤホン型カエル」の写真は反響を呼んでいる。
「一昔前だと誰にも気づかれずそのまま過ぎ去っていった、こういう小さな情報があっという間に全国に拡散していったSNSの力に感動しています。
この投稿が広まって本当にカエルイヤホンができるといいと思っています。何気ない写真から新たな商品が生まれるということになれば、新たなツイッターの魅力につながるのではないでしょうか?ツイッターの可能性に期待しています」
鳥取発・カエルイヤホンの発売に期待......!