傘に広がるのは、星空と路線図 小田急線コラボのレンタル傘に反響「まさに銀河鉄道じゃん」
Ziplocをリサイクルした傘も人気
元々、「雨の日を快適に、ハッピーに」をテーマとしているというアイカサは、デザインも豊富。アイカサオリジナルのシンプルな黒傘をはじめ、各地域や企業とコラボしたデザインが現在(21年8月20日時点)で18種類もある。
そこでJタウンネット記者は、今回話題となった小田急傘以外には、どんなデザインの人気があるのか、聞いてみた。
担当者によれば、若者中心に大人気なのが「Ziploc傘」。
旭化成ホームプロダクツが販売する保存容器の「Ziploc」とコラボしたこの傘。なんと本物の「Ziploc」をそのままリサイクルして使用しているそう。アパレルブランドの「BEAMS」がデザインしたということだが、確かにとてもオシャレだ。西武池袋線の池袋・飯能間を中心に運用されている。
そしてもう1つが、東京駅エリアを中心に運用されている「東京駅傘」。
「江戸時代の本物の古地図を取り寄せて制作したデザインです。ちょっと大人の雰囲気の傘となっております」(広報担当者)
Ziploc傘は若者を中心に人気があるが、この東京駅傘は少し上の世代から支持されているそうだ。
東京駅は古くからの街並みも多いことからこのようなデザインになったとしており、他にもコラボする街や地域、企業にあわせた様々なデザインの傘を展開している。
主な展開エリアは決まっているが、借りた人が各々のスポットで返却するため、全国に各地の傘が広まっているとのこと。アイカサのスポットを見つけたら他の地域の傘を探して借りてみるのも楽しいかもしれない。
なお、アイカサについての詳細は、公式ウェブサイトで確認できる。