「各駅停車を乗り継いで貧乏旅行。お金がないので野宿しようとしたら、地元民に『バカヤロー!』と叱られ...」(栃木県・50代男性)
旅行先では、ホテルや旅館に宿泊することが多いだろう。
だが、急な旅程の変更があったり、あるいはシンプルにお金がなかったりしたら、最終手段として「野宿」という言葉が頭に浮かんでくる。
そんな時、親切な現地の人が「うちに泊まっていきなさい」と声を掛けてくれたら......。
コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうとJタウンネットが「旅先でのいい話」を募集したところ、栃木県の50代男性S則さん(仮名)から、まさにそんなエピソードが寄せられた。
それは今から30年も前、S則さんが静岡県に旅行に行った時の話だ。
東京から各駅停車を乗り継ぐ貧乏旅行で、現地に到着した時はすでに夜になっていた。
当時学生で宿に泊まるお金もなく、野宿で済ませようとしていると......。