口の中でいろんな色が作れそう...! 富山県美術館で、あの「CMYK」を食べられるらしい
「CMYK」というと、印刷に関わる業務に携わったことがあれば、あるいは自宅にカラープリンターがあれば、「あ、あれね」とピンとくるはずだ。
シアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)・ブラック(Key Plate/一般には黒色)の4つの色のことである。この4色の掛け合わせで、カラー印刷のさまざまな色は生み出されている。
いまツイッターなどSNSでは、「CMYKアイス」が話題となっている。「CMYKアイス」とはいったい何?

その名の通り、CMYKそれぞれの色を「ブルーハワイシャーベット」「イチゴアイス」「マンゴーアイス」「黒ごまアイス」の4種類のアイスで再現したものだ。
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
「めっちゃ刺さります!ヤバい」
「食べる過程でいろんな色を楽しめそう」
「混ぜて調色したくなる」
「RGBアイスもあったらいいな」
「えーこれ食いたい~ 富山県美術館で食べられるらしいよ」
デザイン業界、広告業界、印刷業界で働く若いクリエイターたちを中心に、大変な盛り上がりようだ。
それぞれの味の説明がまるで、色の調子を確認する「色校正」の指示のようなデザインになっていたり、印刷物の仕上がりサイズを示す「トンボ(トリムマーク)」が描かれていたりするのも、ポイントが高いようだ。
Jタウンネット記者は、このアイスを提供している富山県美術館のレストラン「BiBiBi&JURULi -ビビビとジュルリ-」に取材した。