こんなに赤くて大丈夫? 大量のラー油に覆われた「勝浦タンタンメン」カップ麺、食べてみた!
ラー油で真っ赤に染まるスープ
スープのベースは鶏ガラで、かつおの風味や玉ねぎの甘みが感じられる醤油味。「勝浦タンタンメン」はB級グルメの代表として比較的新しいイメージがありますが、実は1950年代から勝浦で食べ続けられている歴史ある麺料理で、ベース部分からは古き良き中華そば的な懐かしさが感じられました。
スープ表面には大量のラー油が浮き、猛烈に赤いです。ここまで真っ赤だと、シャアなら3倍どころか10倍くらい速くなりそうだし、ドラクエならメラやメラミではなくメラゾーマレベル。
「勝浦タンタンメン」は、漁師町・勝浦で漁師や海女さんが仕事で冷えた体を温めるためのメニューとして定着した経緯があるそうで、これだけ真っ赤なラー油がたくさん入っていると、確かに体がポカポカ温まりそうです。また、ラー油の多さでこってり感も強いです。
真っ赤なので「超」のつく激辛に見えますが、実際にはそこまでは辛くはなく、辛口程度の常識的な辛さに留まっています。ラー油の焙煎胡麻の風味もそれほど強くなく、ラー油一辺倒にはならずにベースの鶏ガラ醤油味をしっかり引き立てていました。