無限ソフトクリームパーティー待ったなし！　話題の「とんがりクーリッシュ」やってみたら、楽しすぎた

冷たいものが美味しい季節になってきた。目に見えてアイスの消費量が増えてきたという人も多いのではないだろうか。

かくいうJタウンネット記者もコンビニで新作のアイスをチェックする日々だ。冷凍庫にも常にストックがある。

そんなアイス好きの記者には見逃せない、「楽しいアイスの食べ方」がツイッターで話題となっていた。

ロッテ（東京都新宿区）が販売する、手軽に片手で楽しめる飲むアイス、「クーリッシュ」。

そしてハウス食品（東京都千代田区）のロングセラースナック菓子「とんがりコーン」。

このふたつを使って、ソフトクリームが作れるというのだ。

確かに、とんがりコーンの形状はソフトクリームのコーンによく似ているが、その発想はなかった......。

アイスをコーンにのせて食べるときのおいしさを表現

ハウス食品は4月末からクーリッシュとコラボした「塩バニラ味」のとんがりコーンを販売。同商品の公式ウェブサイトでは、とんがりコーンとクーリッシュを使う「ミニソフト」のつくりかたも紹介されていた。

とんがりコーン×クーリッシュのソフトクリーム「とんがりクーリッシュ」に対し、ツイッターでは

「とんがりコーンは『指に着けて食べる』という発想しかありませんでした。 これは天才すぎます！」
「とんがりコーンの塩加減で更に美味くなりそう」
「開発者有能すぎるだろ...」
「小さくて甘くてしょっぱいと無限に食べられますね」

といった反応が寄せられている。

注目の的となっているこのコラボ、いったいどのような経緯で実施されたものなのだろうか。気になった記者は「とんがりコーン塩バニラ味」を販売するハウス食品を取材し、広報担当者から回答をもらった。

コラボの経緯について担当者は、

「19年の『あいぱくTOKYO』で、ロッテ様により、『クーリッシュ』＜バニラ＞と『とんがりコーン』＜あっさり塩＞のコラボ企画がありました。
このとき、お客様から『かわいい』とのお声をいただいていました。このお声をもとに、そのかわいらしさとおいしさをより一層楽しむことができるよう、『クーリッシュ』＜バニラ＞にぴったりなとんがりコーンの新アイテムを開発し、この度、ロッテ様とのコラボレーション企画が実現しました」

とする。

しょっぱい味のイメージが強いとんがりコーンだが、今回、コラボ商品として販売されている「とんがりコーン　塩バニラ味」は「甘じょっぱい」フレーバー。

開発、制作の段階でどのような工夫がされたのだろうか。

「とんがりコーン塩バニラ味そのものをお楽しみいただくとともに、クーリッシュなどのバニラアイスと合わせてもおいしく食べられる風味づくりにこだわりました」

と担当者は語る。

「『とんがりコーン』に合うバニラ風味のおいしさと、甘じょっぱさの味づくりに苦労しました。アイスクリームやソフトクリームをコーンにのせて食べるときのおいしさを表現するため、市販のバニラアイスをはじめ多くのカテゴリーの商品を食べ比べました。
最終的に甘じょっぱさを加えることで、とんがりコーンの香ばしさを引き立てる塩バニラ風味のおいしさに仕上げました」

なお今回、このとんがりクーリッシュが話題となったことに対しては

「自宅で過ごす時間が多い中、クーリッシュととんがりコーンを使って、親子でミニソフトを作り、楽しいお家時間を過ごしていただけると嬉しいです」

とのことだった。

実際に作ってみた

無限にソフトクリームが食べられるとんがりクーリッシュ......。

とにかく楽しそうではあるが、本当に簡単に作れるのだろうか。

そして何より、どんな味がするのか。気になって仕方がない記者は、実際に作ってみることにした。

用意したのは「とんがりコーン　塩バニラ味」と「クーリッシュ　バニラ味」。

とんがりコーンは人気商品なのかなかなか見つけられず、神奈川県内のスーパーを何件かハシゴした末にやっと発見した。

早速、開けてみると中は当たり前だが普通のとんがりコーンだ。ふわりと甘いバニラの香りがする。

今までは爪のようにして指にはめるもの......というイメージがあったが、改めて見てみるとアイスのコーンに形がよく似ている。

まずはアイスを入れずにそのままひとつ食べてみた。バニラの甘さとコーンのしょっぱさがちょうどいい。何だかすでにソフトクリームを食べたかのような気持ちになってきた。

あとを引く美味しさに、このまま全部食べ切ってしまいそうだ。その前に、とんがりクーリッシュ作りに取り掛かろう。

とはいっても、このコーンの空洞にうまくクーリッシュを巻くだけだ。

できた。自他ともに認める不器用な記者でも、見事なミニソフトクリームを作ることができた。

指先サイズのソフトクリーム、小さくて、キーホルダーにでもしたくなる可愛さだ。

ワクワクした気分で食べてみると、アイスの甘さとコーンのしょっぱさが絶妙でとても美味しい。

クーリッシュを使っているからか、普通のソフトクリームよりもさっぱりしていて記者は好きだった。適度な甘さとしょっぱさで、これは無限に食べられてしまう......。

ハウス食品の公式ウェブサイトでは、

「いろんなトッピングでミニソフトのアレンジに挑戦！」

としてチョコソースやフルーツソース、チョコスプレーなどを使ったアレンジも紹介されていた。

せっかくなので記者も、「クーリッシュ　メロンソーダフロート味」とチョコスプレーを用意してアレンジ。

ソフト部分が小さいので、トッピングはちょっと難しい。しかし、ミニチュアのお菓子を作っているような感覚はとても楽しく、もっといろんな味やものを使ってアレンジしてみたくなった。

皆さんも今年の夏は「とんがりクーリッシュ」を作っておうちでソフトクリームパーティーをしてみるのはいかがだろうか。