旅行にトラブルはつきものだ。特に海外旅行で、現地の言葉や文化に疎い場合なんかは、ちょっとしたことでも大きな不安を感じてしまいがち。 だからこそ、見知らぬ異国の土地で親切にしてくれた現地人というのは、強く印象に残るものだ。 コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうとJタウンネットが「旅先でのいい話」を募集したところ、京都府の20代女性G奈さん(仮名)から、まさにそんなエピソードが寄せられた。 ホテルスタッフがずっとついてきて... 2018年の夏。当時大学2年生だったG奈さんは、長年文通をしていた友人に会うために、別の友人と2人でタンザニアのタンガという小さな田舎町を訪問。 その際、近くにある比較的栄えている町に宿をとったのだが、その町は観光地ではなく、英語を話せる人もホテル関係者以外はほとんどいなかったという。 チェックインを済ませたG奈さん。その後、市街地まで行くためにホテルの若い男性スタッフに「バジャジ(三輪タクシー、トゥクトゥク)を呼んで欲しい」と伝えると、その男性スタッフが「自分も市内まで行きたいから同行してもいいか?」と言ってきた。 快諾して一緒に市内へ行くと、彼はなぜか街中のガイドをし始める。 「どこまでついてくるんだろう」 「ガイド料として、追加料金を請求されたりしないかな?」 と、目的の読めない男性スタッフの行動に、段々と不安を感じ始めるG奈さん。 ところが......。 タンザニアの街で体験した「旅先いい話」(画像はイメージ) 「その男性は英語とスワヒリ語の通訳として最後まで一緒にいてくれて、買い物の値下げ交渉、洋服の採寸の通訳、バジャジの平均価格などとても親切に教えてくれました。 ホテルへの帰り道で『どうしてそこまで親切にしてくれるの?』と聞くと、『君たちは女の子2人だけでスワヒリ語も話せない。自分がいて両者の橋渡しになった方が日本人にとってもタンザニア人にとってもいいと思った』と言ってくれました」(G奈さん) 率先して通訳を買って出てくれたばかりか、ガイドや買い物の値下げ交渉までしてくれたという男性スタッフ。それらは全て、G奈さんたちへの純粋な親切心と、日本人とタンザニア人の友好的な交流をサポートしたい、という思いからのものだったのだ。 しかも、心配していた追加料金の請求についても「十分なホテル代を払ってくれてるから追加料金はもちろんいらない」と言われたばかりか、翌日には市内のお店に忘れた友人のスカーフをわざわざ取ってきてくれるというアフターフォローまでしてくれたそうだ。 「ずっと憧れてたアフリカで、少し怖さもあったものの、心配してくれて親切にしてくれた彼に出会うことができて、本当に嬉しくて幸せなまま滞在を終えることができました。 またあの街へ行くことがあれば彼がいるホテルに泊まりたいです」(G奈さん) 「忘れられない旅先でのエピソード」、教えて! コロナ禍で旅行に行きづらい今、せめて過去の旅行の素敵な思い出を振り返りたいという人も多いだろう。 そこでJタウンネットでは読者の皆様の「旅先のほっこりエピソード」を募集したい。 読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、旅行に行った時期・場所、具体的なエピソード(どんなことにほっこりしたのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。