献血にたくさん行くと「感謝状」もらえるって知ってた? 200回協力した「まごころ」のしるしに反響
10回、30回、50回でも記念品が
取材に応じた血液事業本部の広報担当者は、
「日本赤十字社では、継続的に献血のご協力をいただいた方へ感謝の意を表するため、その功労に対して表(顕)彰を行っており、献血者を増加させることを目的としたものではありません」
と、前置きした上で、前述の記念フォルダについて以下のように回答した。
「献血 200 回到達者および以後100 回到達の都度、お渡ししている『感謝状』となります。また、献血の種別に関係なく、お渡ししています。
献血回数については、献血カードまたは献血手帳で確認しています」 (広報担当者)
200回を超えると、感謝状の他に記念品などはあるのだろうか。
「200 回の次は 300 回となり、以後も 100 回ごとに同様の感謝状をお渡しすることとなります」(広報担当者)
他の記念品ではなく、感謝状の冊数が増えていく仕組みだった。
ちなみに、感謝状のデザインは全国共通。200回目を達成した当日ではなく、後日に各地域の血液センターから郵送されるとのこと。
200回は先が遠すぎる......という人も、諦めるのはまだ早い。
日本赤十字社では、献血回数が10回、30回、50回に到達した人にも「選択制記念品」を贈呈しているのだ。
フェイスタオルやスタンド付き小皿、箸2膳セットの中から好きなものを選べる。
さらに、70回で銀色の、100回で金色のガラス盃がもらえる。
目に見える記念品は、献血を続けるモチベーションにもなりそうだ。
また、広報担当者は
「日本赤十字社では、諸般の理由で献血にご協力いただけない方におかれましても、日常生活の範囲内で献血の広報や啓発にお力添えをいただいていることから、献血経験の有無や献血回数に関係なく、皆様が大切な協力者であると捉えております」
と、コメントした。
もし献血ができない場合も、SNSに投稿するなど、なんらかの形で協力できるのではないだろうか。
※成分献血...血液中の血しょうや血小板のみを採取する。60〜90分ほどかかるが、身体への負担が小さい。
全血献血...すべての血液成分を献血する。400ミリリットル献血と200ミリリットル献血がある。
(参考:岡山県赤十字血液センター公式サイト)