「夜行バスが消灯した瞬間、前の客がフルリクライニング。あまりの苦しさに『少し上げて』とお願いすると...」(東京都・女性年齢不詳)
「本当に本当に思うけど、夜行バスで勝手にリクライニングするのやめてほしい。 一言声かけるくらいできへんのやろか」
「夜行バス前の席の無言フルリクライニングおばさん本当に嫌だ、頭パーマ液臭いし」
「行きも帰りも前のやつがリクライニング何も言わんとフルマックスにしてくんのはなんなんや...」
夜行バスの「リクライニング」問題をめぐって、SNS上に書き込まれる怒りと戸惑いの声。いずれも座席のシートを無言で倒す人たちに向けられたものである。
車内の電気が消えたとたん、ゆっくりと倒されました――。東京都在住のM美さん(仮名、年齢不詳女性)もまた、夜行バス内でモヤモヤを抱えた一人。
前席の乗客がフルで背もたれを倒し、彼女は眠りにつくことができなかったという。真夜中のバスは、SAに到着。そこで彼女は大人げないとわかりつつも「仕返し」をした。
Jタウンネット宛に彼女が寄せたエピソード。その一部始終をご覧いただこう。
「不意にやってきた前席の背もたれの存在に、膝が圧迫され...」
数年前、ライブで地方に行くために夜行バスに乗っていました。
最初の駅では、前席には誰もいなかったので、空席かなと思っていました。
ですが、次の駅で現れました。
私は勝手に背もたれを倒されるのが嫌だったし、それを阻止したかったので、ずっと起きていて、その人が乗り込んで来た時もずっと見ていました。
しかし、その人は何も言わずに背もたれを下げることもしなかったので、
「倒さないパターンの珍しい人なんだ」
と思っていたら、車内の電気が消えたその時に、ゆっくりと倒されました。
あまりにも不意にやってきた前席の背もたれの存在に、膝が圧迫され、痛くなったので、ちょっと姿勢を変えたりして、工夫していました。ですが、当の本人は何も言ってきません。
一言声をかけてくれれば別によかったのに。
何もなしに倒されたのでちょっとむっとしました。
その後はフルリクライニング状態で、とてもじゃないけど眠りにつくことが出来ず、SAまで起きていました。
「勝ったと思い、3時間くらい眠りにつくことができました」
SAに着いた時、前席の人に私は一言、
「倒し過ぎで足が圧迫されて痛いので、もう少し上げてもらえませんか?」
といいました。すると無言のまま、凄い勢いで元に戻されました。
いやいや、元に戻せなんて一言も言っていません。
ちょっと気分悪いなと思っていたら、バスはSAを出発。また車内が消灯したら今度は当たり前の様にフルリクライニング状態にされ、思わず「いたっ」と言ってしまいましたが、相手は無反応。
結局何をしても、もとに戻すことはなく、2か所目のSAへ。
その間、私は一睡もできていません。イラっと来た私は仕返しをすることにしました。
前席の人がいない隙に座席を元に戻したのです。
さすがに大人げないと思いましたが、席に戻ってきた前席の人は当然違和感を覚えたようですが、そのまま就寝しました。
3時間くらい眠りにつくことができました。勝ったと思いました。
「のりもの」で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
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