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デジタル空間でカープ開幕戦! コロナ禍だからこそ...広島県が挑む「つながり」を生む仕掛け

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.05.07 17:00
提供元:広島県

ここでしかできない体験を生み出したい

冒頭で紹介したように、バーチャルワールド広島でのカープ開幕戦イベントは盛り上がり、数千人規模の人を集めることができた。

だが、それだけがプロジェクトのゴールではない。21年5月までの実証実験期間中に、システムの改善やコンテンツの充実はもちろん、実証実験終了後の効率運営や将来的なマネタイズなど、検討事項は山積みだ。

各チームの部屋(プレスリリースから)
各チームの部屋(プレスリリースから)

コンテンツに関しては今後、定期的にオンラインイベント(試合上映や特集番組、トークライブやeスポーツ大会など)を実施していく。

あたためている企画としては、サンフレッチェ広島が来年でクラブ創立30周年となるため、その告知もかねた29周年イベントを検討中。

また、5月9日に開催する広島ドラゴンフライズファン感謝祭イベントでは、「バーチャルワールド広島」でアバターとして参加できる企画も用意している。

(※参加はこちらから)

「目下の課題は、ふだんからみんなが集まる場にするにはどうしたらよいかです。
カープ開幕戦のようなイベントがない日も、盛り上げる仕掛けを考えていきたい。そして、バーチャルワールド広島でしかできない体験も提供できればと思っています。いままさに、佐藤さんと議論を進めているところです」(県職員・林さん)
「バーチャルワールド広島ならではの仕掛け......アイデアはたくさんあります。
たとえば、試合の上映中、ほかではあまり見かけないスポーツデータを取り上げる。サッカーの場合、選手が移動した位置を示すデータがあって、それをリアルタイムで出せないか、とか。テレビ局には過去の映像のストックがあるので、試合が動きそうな場面になると、過去の似たシーンがパッと出てくる、とか。
実証実験の場、時間を有効に使って、いろんな可能性を追求したい」(佐藤さん)
「バーチャルワールド広島」(インストール版)のエントランス。ここから各チームの部屋、LIVEルームへ移動していく
「バーチャルワールド広島」(インストール版)のエントランス。ここから各チームの部屋、LIVEルームへ移動していく

今回のプロジェクトでは、スポーツ推進課と広島テレビ放送(および、コンソーシアム)が話し合いを重ね、方向性や優先順位を決めながら進めてきた。たとえば、ユーザーの利用動向を踏まえ、ブラウザ版(ベータ版)のローンチを急ぐなど、絶えず変化する状況に応じて舵取りをしている。

さらに、佐藤さんは「データが集まってきて、ブラウザ版の利用者が多いことも次第にわかってきました。ユーザーの使い勝手を考えれば、スマホアプリ版が必須。アプリ版の開発には早く手を打ちたい。これまでの開発知見も生かせると思っています」と力を込めていた。

イノベーション立県を掲げる広島県と、県民に向けたデジタル・トランスフォーメーション推進をめざす広島テレビ放送を中心に、あらゆる可能性を秘めた新たな世界を切り拓こうと、たゆまぬ挑戦を続けている。

<企画編集・Jタウンネット>

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