「まるで絵画の中にいるみたい...」 茨城にある「ガラス張りの駅」から見る海と朝焼けに絶賛の声
茨城県日立市の海沿いにあるJR常磐線「日立駅」。
同市出身の建築家、妹島和世(せじま かずよ)さんがデザインしたガラス張りの駅舎は美しく、2014年には鉄道の国際デザインコンペティション・ブルネル賞の駅舎部門で最優秀賞に輝いた。
そんな日立駅から眺める朝焼けが最高すぎるとツイッターで話題となっている。それがこちら。
朝焼けの淡いオレンジと白い雲、青い空が見事なグラデーションとなっている。
駅の中からこんなに美しい朝焼けを見ることができるなんて、贅沢すぎるのではないだろうか...。
この写真は2021年4月24日、茨城県在住のフォトグラファー・てらぬー(@teranu_photo)さんが
「茨城県には朝焼けを楽しめる駅があるって知っていましたか?」
とコメントを添えて投稿したもの。27日昼現在で、5万7000を超える「いいね」が付くなど、反響を集めている。また、ツイッターユーザーたちからは
「駅なの?素晴らしすぎない?!」
「素晴らしい。行ってみたいな」
「結局茨城県が優勝なのか」
「絵画の中にいるみたい...」
といったコメントも寄せられている。
「早起きした眠気も吹き飛びました」
Jタウンネットは26日、投稿者のてらぬーさんを取材し、撮影時の詳しい話を聞いた。
話題の写真を撮ったのは24日の始発前。
「以前より日立駅の朝日が素敵ということを知っていまして、是非自分でも撮影したいと思って撮影しました」
とてらぬーさん。
実は、てらぬーさんが日立駅で朝焼けの撮影を試みたのはこれが初めてではない。
去年も何度か挑戦したというが、今回ほどの天候には恵まれなかったという。
てらぬーさんは、この朝焼けを撮影したときの感想を
「まるで美術館のように綺麗な光景が広がっていて、早起きした眠気も吹き飛びました」
とコメントしている。
また、今回の投稿が大きな反響を集めたことについては
「地元以外の方から私も訪れたいなどコメント頂き嬉しいです。
これからも茨城の風景を沢山の人に伝えられるようになりたいです」
と感想を述べた。
日立駅にはまるで海に浮いているような全面ガラス張りのカフェも併設されており、駅そのものが観光名所となっている。今回話題となったことを受け、よりいっそう人気のスポットとなりそうだ。
(4月28日22時15分編集部追記:記事初出時、本文中に誤字がありましたので修正しました)