あなたは大丈夫? スマホの長時間使用が引き起こす「スマホ老眼」&「ドライアイ」
「まばたき」してると思っても...
他にも、目が乾きやすくなる「ドライアイ」も増えているとのことです。
まばたきすることでまぶたにある涙腺から分泌される涙は、目の表面を覆い、目を保護する役割をしています。ところがスマホやパソコンの画面を見ているときはまばたきの回数が減ってしまうそう。
通常1分間で約20回のまばたきが、画面に集中しているときは約5~10回にまで減少。そのせいでドライアイになり、目の表面に傷がついたり視力が低下したりする原因になります。
さらに、「一見まばたきをしているように見えても、まぶたが完全に閉じていない」といった癖をもつ人も増えているそうです。辻本医師は「ぎゅっと最後まで目を閉じきらないと涙の層も入れ替わりにくいです。不完全なまばたきもドライアイになりやすい」と話していました。
それでは、「スマホ老眼」「ドライアイ」を防ぐ方法とは?

辻本医師によると
「スマホは30センチ、パソコンは40センチ距離をとって画面を見る」
「45分~1時間作業したら10~15分遠く(約5メートル以上)を見る」
「正しい姿勢でモニターを見下ろすようにすることで目の露出面積を減らし、涙の蒸発を減らす」
「目薬をさしたり目を温めるのも効果的」
とのことでした。
目の疲れを感じたらすぐにケアするなど、日ごろから目をいたわる生活をすることが大切なのですね。
(ライター:まみ)