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いわば「景色の良い居酒屋」? 競馬に詳しくなくたって、競馬場が楽しい理由

福田 週人

福田 週人

2021.04.08 20:00
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競馬場は「ギャンブルをする場所」ってだけじゃない

2018年10月7日(G2毎日王冠の開催日)昼ごろの東京競馬場屋外スタンド席(以下、画像はまっちーさんのツイートより)
2018年10月7日(G2毎日王冠の開催日)昼ごろの東京競馬場屋外スタンド席(以下、画像はまっちーさんのツイートより)

Jタウンネット記者は6日、投稿主のまっちーさんに詳しい話を聞いた。今回、競馬場を「景色の良い居酒屋」とコメントしたツイートを投稿した理由について、まっちーさんは、

「競馬場と聞いて、『ギャンブルをする場所』とマイナスなイメージを持たれる方が多いと思いますし、それが当たり前だと思います。私自身それは間違った認識ではないと思いますし、実際に馬券を買っている人が騎手に対して汚いヤジを飛ばすシーンを現地で幾度となく見てきています(笑)」

と前置きした上で、しかし、競馬場に対してただそれだけのイメージを持ってしまうのは「もったいない」とも感じていたと語る。

そんな中、昨今のウマ娘の人気で競馬自体にも関心が高まっていることもあり、競馬場にポジティブな印象も持ってもらうにはどうすればいいか...と考えた末に、

「競馬場で飲食することの楽しさ・心地よさをシンプルに伝えれば興味を持ってくれる方が増えるかなと思い、スマホに残っていた写真を元にツイートをしました」

とのことだ。

「各競馬場で違いはあると思いますが、お酒に関してはジョッキサイズのビールで600円前後、サワー類でおよそ500円ほどであることが多いです。フードも一部の競馬場を除き、一般的な売店よりは少し割高な価格帯であることが多いです。競馬場によってはオリジナルメニューを用意している売店もあります。
私個人としては馬券同様『現地で買うからこそ、より雰囲気を楽しめる!』と思っているので、場内のフード・ドリンクをぜひ堪能してほしいです」

ただ、残念ながら現在はコロナ禍の影響で、飲食物の販売や場内での飲酒を休止・制限している競馬場も多い。いずれ世の中が落ち着いたときのお楽しみとして、覚えておくことにしよう。

2019年12月28日(G1ホープフルステークスの開催日)10時ごろの中山競馬場屋外スタンド席
2019年12月28日(G1ホープフルステークスの開催日)10時ごろの中山競馬場屋外スタンド席

では、そんなまっちーさんが考える「競馬や競馬場の魅力」とは何なのだろうか。記者が改めてまっちーさんに訊いてみると、

「競馬好きとしてではなく、一般的な視点で魅力を述べさせてもらうと『非日常的な迫力・熱気を味わえる』点ではないかと思います。
競馬場で眺めるサラブレッドのカッコよさ・可愛さ、時速60~70kmで駆け抜ける競走馬と騎手のスピード感、競走馬の駆け抜けていく時の足音、ゴール前で騎手が振るうムチの音、歓声...。ギャンブルという言葉で一括りにするにはもったいないくらい、競馬という名の『スポーツ』を体感することができます」

と述べた。

また、競馬場は「馬券を買わないと行けない場所」ではないので、入場料さえ払えば馬券を購入したかに関わらず1日中場内を楽しむことができるため、

「馬券購入が禁止されている未成年も入場自体は可能ですし、入場料といっても通常は100円か200円ほどで済むので(キャンペーンで入場料無料の日もあります)、実は公園に遊びに行くような感覚で足を運べるという点も、魅力の一つなのかなと思います」

と語った。個人的に「競馬場」にはちょっと近寄りがたいイメージがあったのだが、思いのほか気軽に訪れることができる場所だったようだ。

行くだけでも結構楽しめる!
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