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どのブランドのバッグですか...? 保育園児の「作品」から、超ハイセンスな鞄が爆誕

福田 週人

福田 週人

2021.03.28 17:00
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ポケットも付いている

制作手順としては、まず布にプリントするにあたって息子さんの原画を最大限に生かしつつ、総柄(続き柄)にしたときに繋ぎ目に違和感が残らないよう、Photoshopを使ってデータ上で文字の配置を微調整。松岡さんの妻はグラフィックデザイナーで、その手腕が遺憾なく発揮されたようだ。

その後は自宅にあったコンパクト電動ミシンを使って、Youtubeにある「トートバッグの作り方」などの動画を参考にしながら手作りしていった。小学校からの指定は縦横のサイズのみだったが、ポケットがあれば便利だろうということでバッグの外側にひとつポケットを追加したとのこと。

改めて、完成したバッグへの感想について訊いてみると、

「私たち夫婦は文具を企画・販売するデザイン会社を経営していて、普段から『いいな』『自分もほしいな』と思うものを商品化しているのですが、息子が書き並べたアルファベット群は親のひいき目なしに『いいな』と思いました。自分自身、この柄でバッグか何かを作ってほしいとさえ感じました」

とのことだった。

「今回はそうした純粋な思いからツイートしたまでなのですが、『海外のハイブランドにありそうなデザイン』『子供のセンスもいいけど、それをバッグにしようと思ったお母さんの発想がすごい』『自分もわが子の絵を使って真似したい』といった声がたくさん寄せられて驚いています」(松岡さん)
一生の宝物だね
一生の宝物だね

ツイッターでの反響については、

「とても大きな反響が寄せられたことに大変感謝しています。『いいね』が5万を超えた日に『FC東京のスタジアムが満席になる数の人たちがいいねって言ってくれてるよ』と息子に伝えたところ、口をあんぐりして固まっていました。
息子は自分では得意じゃないと思い込んで、普段あまり積極的に絵を描こうとしないのですが、今回の反響が自信につながればいいなと願ってます」

とコメント。息子さんの「次回作」が、今から楽しみだ。

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