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「白身魚の王様」を大満喫! 座布団級の「巨大ヒラメ」を味わいに、冬の平戸に行ってきた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.03.17 14:00
提供元:平戸観光協会

座布団ヒラメとご対面

平戸市内に入ると、あちらこちらに「ひらめまつり」と書かれたのぼりが立っている。

今年まつりに参加しているのは、市内飲食店が14店舗、宿泊施設が6施設。それに加え、期間中は町全体がこのイベントで盛り上がっているようだ。

早速ヒラメ料理をいただきたいところだが、やはりその前に平戸名物の「座布団ヒラメ」の姿を拝んでおきたい。

ということで、全国でも有数の水揚げ量を誇り、ひらめまつり参加店に多くのヒラメを出荷しているという志々伎(しじき)漁港へと向かった。

志々伎漁港
志々伎漁港

志々伎港は、平戸島の南部にある。

江戸時代に平戸藩を治めた松浦家の資料を収蔵する「松浦史料博物館」や西洋と東洋の雰囲気が融合した、異国情緒漂う「寺院と教会の見える風景」などがある、北部の市街地から車で40分ほどの距離だ。

いかにも漁港といった雰囲気にワクワクしていると、ちょうど船が、朝の漁から戻ってきた。

船だ!
船だ!

今の時期、志々伎港では1日平均で約2トンものヒラメが水揚げされるそう。

魚がどんどん出てくる
魚がどんどん出てくる

熟練の担当者が行うというヒラメの仕分け
熟練の担当者が行うというヒラメの仕分け

しかし、その中でも、5キログラムを超える「座布団ヒラメ」と呼ばれる巨大なものは数枚ほど。もちろん0枚の日もあり、1日に10枚いればいい方だという。

そんな貴重な座布団ヒラメだが、取材当日は無事に水揚げされていた。

これが座布団ヒラメ
これが座布団ヒラメ

これは大きい......!

人の顔の二倍ほどもあり、まさに「座布団」といった感じだ。このヒラメはだいたい7キロほどとのこと。

以前は10キロを超える巨大ヒラメも多く獲れたが、近年ではこのぐらいのサイズのものが多いそう。それでも今期も、2月に11キロのヒラメを見たという漁港の担当者は

「やっぱり10キロを超えてくると身も厚くて大きいので、獲れたときは、『おおっ』となりますね。暴れる力も強いので持つのも大変です」

と話す。いけすのヒラメからは想像もつかないが、実は動きも早く、イワシやイカを食べるという口はちょっと怖い。大人しそうに見えるが、そういうわけでもなさそうだ。

「産卵前の今がヒラメは一番美味しい」
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