食べたらビッグになれるかも? お馴染みのキャラ再現した「マリオ寿司」が粘土とは思えないクオリティ
子どもの頃、粘土をこねて団子状にしたりおにぎりの形にしたりして平たい石の上に乗せ、料理のように並べて遊んだ人もいるだろう。
とはいえ、色は完全に粘土の色なので、正直あまり美味しそうには見えなかったに違いない。
所詮はただの粘土細工......いや、そう決めつけるのは早いかもしれない。
そんな風に思わせてくれるのが、こちらの作品だ。
写真に映っているのは、木の板の上に盛り付けられたマグロやイカ、ウニ軍艦といった色とりどりのお寿司。ネタにはしっかりとツヤもあり、なかなか美味しそうだ。
しかも、それぞれのネタをよく見てみると、たとえばマグロのネタには見覚えのある「M」のロゴ、卵にはこれまた見覚えのある「?」のマークが。
そう、こちらのお寿司は全てあの任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのキャラクターがモチーフになっているのだ。
これだけでも十分凄いが、驚くべきはこのお寿司たちが全て粘土で作られているということ。
これを板前さんから出されたら、気付かずに食べてしまいそうだ。
この「マリオ風お寿司の粘土細工」に、ツイッター上では、
「クオリティ凄」
「ゲッソーがリアル。何気に横についてる、スーパースターのガリが凄い」
「これは海外のマリオファンが見たら購入したいって殺到しそうですね」
といった声が寄せられている。
材料は百均の樹脂粘土
話題になっているのは、2021年2月21日にYouTuberのネンドザイカーSNAIL(@nendo_snail)さんが自身のツイッターに投稿した画像。Jタウンネットは23日、投稿主のSNAILさんに取材した。
普段から主に樹脂粘土でこねたものをユーチューブやツイッターに投稿しているというSNAILさん。
今回のマリオ風寿司の材料は、ほとんどが百円ショップ「ダイソー」の樹脂粘土だという。
「マリオとお寿司って合うかなと思って作ってみました。
マリオとお寿司の画像を交互に見ながら作りました。トロの裂け目やイカの足のくねり具合など、言われないと気付かないような細部にこだわっています。
苦労した点はシャリを一粒一粒作ったことです。足りないと困ると思って多めに作ったら半分以上余りました」(SNAILさん)
なんと、米粒を一つ一つ作っていたとは...驚きだ。
出来上がった作品について、SNAILさんは、
「マリオのファンタジー感とお寿司のリアル感をいいかんじに併せ持てたかと思います」
と感想を述べた。
また、ツイッターでの反響については、
「美味しそうとか本物かと思ったというようなお声をたくさんいただけて嬉しかったです」
とコメントしている。