「こんなのあったら夜寝れん」 暇とメロンを持て余した美大生の遊びが怖すぎる
家の中でまさかの「紛失」
柚抹茶さんによると、リアルすぎる「生首メロン」を仕上げるのには2時間もかからなかったそう。こだわったポイントについて
「アクリル絵の具を使用し、顔に立体感が出るように気をつけています。
今回のメロン(名前はトモコです)は、能面をモチーフに描いているので、怪談話に出てくるような独特の薄気味悪さを表現しているのがポイントです。
能面を選んだ理由は季節がちょうど夏だったからです」
としていた。名前、あったのか......。
ちなみにトモコさんはその後、無事(?)に柚抹茶さんのお腹におさまったそう。
トモコさんに限らず、生首に変身させたメロンはいつも責任を持ってきちんと食べているとのことだった。切られている姿までしっかり怖いところが、作品として完璧だ。
ツイートには「親に怒られた」とあったが、実際にご家族からの反応はどのようなものだったのだろうか。
柚抹茶さんいわく、最初にメロンに顔を描いた際は「食べ物を粗末にするな」と怒られたという。
しかし、メロンの内側に絵の具が染みることや傷むこともなく、食べるときに一切支障が出なかったので、以降は何も言われなくなったそう。
だが、今回のトモコさんに関してはまたしてもご両親に怒られてしまったとのこと。
その理由は「私が撮影会と称してメロンをあちこちに持ち運び、家の中で紛失したからです」。
「ただでさえ生首にしか見えないメロンが家のどこから出てくるか分からないという状況に家族総出で必死に捜索しました。
父は『メロンに顔を描くなとは言わない。ただ...置く場所を考えなさい。夜トイレに行く時あいつと目が合う家族の気持ちを考えてくれ』と切実に私に訴えていました」(柚抹茶さん)
家の中で紛失......。この生首メロンが不意にごろりと転がり出てくることを考えると、ぞっとする。お父さんの切実な様子にも頷ける。
とはいえ、とっても面白いアイデアの生首メロン。
もしかすると今年の夏は、色んな家庭で生首メロンが発生するかもしれない......。