ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
マンガ

子供がうらやましい...! 「本物の宝石」を使うキッザニア「鑑定士」体験がガチすぎると話題

大久保 歩

大久保 歩

2021.02.09 11:00
0

「本物でなくてはならない」


日本には「キッザニア東京」(東京都江東区)と「キッザニア甲子園」、2つの「キッザニア」がある。

本物の宝石を使用した「鑑定士」体験は、後者で行われてるという。

同所の広報担当者によると、貴金属や高級ブランド品などの買取・リユース品販売を手がける「エコリング」(本社=兵庫県姫路市)が出展している、「リユースショップ」というアクティビティが、それだ。

鑑定士の体験ができる「リユースショップ」(写真はキッザニア甲子園提供)
鑑定士の体験ができる「リユースショップ」(写真はキッザニア甲子園提供)

「リユースショップ」で子供たちは、ブラックライトを宝石にあてて光の反応を見たり、ライトをあてて石の中の模様を確認したりする。

宝石の形(カット)や大きさ(カラット)を確認した後、宝石の価値を調べるためのリストを使って、宝石の価値をつけていくそうだ。

実際に何の宝石を鑑定するのかは、ネタバレになってしまうため伏せているとのこと。

ただ、過去には、ルビーやエメラルドを使用したことがあると教えてくれた。

筆者(24歳)は、本物のルビーとエメラルドなんて触ったことがない......なんと貴重な体験だろうか。

子供たちのために本物の宝石を使用している理由を尋ねると、

「価値を知るためには、色々な知識を身に着ける必要があることを、本格的な鑑定の研修を行いながら知っていただくのですが、まずは鑑定士として『美しさ』に触れていただきたいと考えました。
そのためにはやはり『本物でなくてはならない』というキッザニアの開発側の要望を、エコリングさんが実現してくだいました。 本物に触れることで、ものの価値を知る喜びや、ものを大切にする心を感じていただければと思います」

と、答えてくれた。

本物の美しさに触れられる(写真はキッザニア甲子園提供)
本物の美しさに触れられる(写真はキッザニア甲子園提供)

子供たちの審美眼を養い、鑑定士という仕事の魅力を感じてもらうにはどうすればいいか。それに大人が本気で向き合い、実現した貴重な職業体験というわけだ。

キッザニア甲子園では、毎年多くの子どもたちが「リユースショップ」の体験に取り組んでいる。参加した子供たちからは

「テレビで鑑定をしている様子を見るのとは違って、実際にやってみると難しいものなんだと感じました。本物の宝石を見て鑑定出来るのは凄く珍しい事なので、やってみて良かったです(11歳 女子)」
「お客さんの宝石だから大切に持とうと思うとちょっと緊張しました。物を大切にするって事も学べて良かったです(8歳 女子)」
「エメラルドって傷があるのが普通なんですね。どんな宝石も傷が無いのが良くて、当たり前だと思っていました(11歳 男子)」

など、多くの感想が届いているそうだ。

残念ながら、キッザニアの対象年齢は15歳まで。

ツイッターでは

「え?大人オブ大人の年だけどやりたい...」
「オトナもこういう機会が欲しい〜」
「大人が行きたいッ」

などの声も多い。筆者も本物の宝石を鑑定してみたいなあ......。

PAGETOP