地元限定なんてもったいない! 九州の味を再現したカップ麺「バリうま」4種類を徹底レビュー
斜め輪切りのごぼ天の食べ応え!「バリうま ごぼ天うどん」
最後に紹介するのは、「バリうま ごぼ天うどん」。博多名物のうどんを再現しています。
2000年に発売された商品で、現行の「バリうま」シリーズ最古参。パッケージデザインからも明らかですが、「バリうま」シリーズでありながら「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズでもある商品です。(以前こちらの記事で「バリうま ごぼ天うどん」とサンポー食品の「ごぼう天うどん」と比較をしています。)
昆布やかつお節に加え、さば節を加えることで、魚のダシが強く、甘みを抑えた博多らしい味のうどんつゆとなっています。あっさり味。合わせる麺は博多うどんのやわらかい食感とは違い、やや固め。
最大の特徴は、なんと言ってもごぼ天がたくさん入っていること。ものすごいボリュームです。このごぼ天だけでも食べる価値が十分あります。
カップ麺の天ぷらは、かき揚げ状の丸いものが多く、九州で定番のサンポー食品「ごぼう天うどん」でもごぼうの入ったかき揚げが用いられていますが、「バリうま」で使われているのは斜め輪切りの分厚いごぼう天。ごぼうの味や歯応えを丸々楽しめます。この天ぷらはオリジナリティが高いです。