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福井県は「ねこパラダイス」だった? 猫寺に猫島...猫派必見の「にゃんこスポット」3選

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.01.26 12:00
提供元:福井県

可愛すぎる!にゃんこクレープ

御誕生寺の猪苗代住職は

「猫が好きで、観光がてらうちに寄ってくれた参拝者さんたちが、何か新しい気付きを得て帰ってくれたら嬉しい」

と話していた。

かくいう筆者も、お寺に来たときは、素直に猫ちゃんがたくさんいてかわいい......としか思わなかった。だが、取材後に境内でくつろぐ猫ちゃんたちを見ると、また違った感情がこみ上げてくる。どうか、素敵な里親さんとのご縁があってほしい。

「猫寺」から猫が少なくなる......。それは寂しいことのようにも思えるが、猫ちゃんにとって幸せなことなのだ。

感極まる筆者をよそに、境内で変わらずのんびりとくつろいでいる猫ちゃんたちに別れを告げる。気持ちを新たに、筆者は次なる猫スポットを目指した。

次の目的地は福井駅からJR北陸本線で一駅の「森田駅」で下車し、歩くこと約10分。

手作りクレープのお店「にゃいすでぃ」だ。

かわいい外観だ(お店は不定休で、完売したら営業終了。営業日は公式インスタグラム等を参照)
かわいい外観だ(お店は不定休で、完売したら営業終了。営業日は公式インスタグラム等を参照)

雪景色の中に赤い屋根が映え、店の周りには猫のイラストや置物が。

まるで絵本に出てきそうな愛らしいこのお店で、SNSでも大人気の「可愛すぎるクレープ」を食べられるらしい。

期待に胸を弾ませながらドアを開けると、店のオーナー・高橋詩織さん(27)が迎えてくれた。

高橋さんは、製菓の専門学校を卒業後、ケーキ屋やクレープ屋で経験を積み、18年12月にこの「にゃいすでぃ」をオープン。かわいいクレープの店を作ろうと、大好きな猫をモチーフにしたそう。

「猫好きなお客さんが遠方から買いに来てくれることもある」という人気のクレープが、こちらだ。

左から、「いちごミルフィーユ」(610円)、「雪見にゃんこ」(640円)、「Wクリームチョコバナナ」(560円)、価格は税抜き
左から、「いちごミルフィーユ」(610円)、「雪見にゃんこ」(640円)、「Wクリームチョコバナナ」(560円)、価格は税抜き

色鮮やかで美味しそうなクレープの上に、キュートなにゃんこが乗っている...!

まるでぬいぐるみのようなキュートさに思わず悶絶してしまう。

両脇のクレープの真ん中あたりにちょこんと乗っているのはトッピングの「にゃんこマシュマロ」(30円)。これは、「ツナチーズレタス」などのデリカクレープやクリームのないクレープ以外であれば、トッピングすることができるという。

手には砂糖でできたハートを持っている
手には砂糖でできたハートを持っている

実はこの「にゃんこマシュマロ」も高橋さんの手作り。マシュマロに耳と目、手をチョコペンでつけているそうで、毎日一時間以上かけて、50匹ほど作っているそうだ。

「クレープをお渡ししたときに、お客さんがこのにゃんこたちを見てすごく喜んでくださるんです。そういった反応がいただけるのがとても嬉しいので、皆さんの笑顔のために頑張っています」

と高橋さん。確かにこれは、誰もがときめいてしまう愛らしさ。破壊力抜群だ...。

と、すでに見た目で大満足してしまった筆者だが、もちろん味にも、大満足。いちごミルフィーユとWクリームチョコバナナの2種類をぺろりと完食してしまった。(にゃんこマシュマロを食べるのには、少々心が痛んだが......。)

もちもちした食感が特徴的なクレープ生地は、福井県産のコシヒカリの米粉を使用している。生まれも育ちも福井県で、小さい頃からお父さんがお米を作っているのを見てきたという高橋さんは、「福井県のお米の味を知って、愛してもらいたい」と語る。

「福井県産コシヒカリの米粉を使うことで、地元の人にとっては特に馴染みのある味になっていると思います。また、お砂糖を控えめにしてお米本来の優しい甘みがよく出るように工夫しています」(高橋さん)
田んぼの真ん中にある「猫島」?
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