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福井県は「ねこパラダイス」だった? 猫寺に猫島...猫派必見の「にゃんこスポット」3選

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2021.01.26 12:00
提供元:福井県

「いずれは寺にいる猫をゼロにしたい」

一時は80匹もいた猫が、今や26匹。約3分の1にまで減った理由は、実は猫たちに行った避妊・去勢の手術だけではない。

御誕生寺では、保護猫の里親探しも行っているのだ。

「1匹1匹の猫を大切にするためには、かわいそうだからとただ飼っているだけではなく、その先に繋げていくというのがお寺らしい活動ではないかなと思います。
そこで、ブログやフェイスブックを立ち上げて、皆さんが更新を楽しみにしてくれるような、癒されるような、猫たちのそんな様子を発信しています。

また、うちの猫だけではなく、軒下で生まれてしまって困っている、というような猫ちゃんたちについても、預かることはできないのですが、うちの寺で里親探しを仲介することもあります」

と住職。お寺が猫と里親をマッチングさせるとは...なんとも珍しい。

そんなところも、このお寺が「猫寺」として有名となった理由のひとつだそうだ。

里親を募集(画像は御誕生寺のFacebookより)
里親を募集(画像は御誕生寺のFacebookより)

なんと今まで繋げた猫ちゃんと里親のご縁は、400以上。

その影響もあり、御誕生寺は「縁結びの寺」としてもご利益があるいう評判も広まっている。

「いずれは寺にいる猫をゼロにしたい」

住職が掲げているのは、こんな目標だ。

「うちにいる猫たちは、とても大切に世話をしているのでみんな人懐っこくて穏やかな子ばかりです。
中には、うちの猫の状況を心配して見に来てくださる方もいらっしゃいますが、皆さん実際の様子を見たら安心されるんです。好きな人が見れば、その猫たちがどういう精神状態で、どういう雰囲気なのか一目瞭然ですからね。動物は嘘もつかないし、演技もしません。

ですが、それでもこの子たちは、みんな一度捨てられた猫なんです。かわいそうじゃないですか」

住職は、「そういう、かわいそうなことをなくしたいんです」と強く語る。

境内にある猫の乗った大仏様も、そんな思いをこめて建立されたそう。

「100年、200年経ってから、あそこの大仏様に猫が乗っているのは、昔猫が捨てられていたっていう社会問題があったけど、お寺のお坊さんたちがみんな縁を結んであげたらしいよって、そんな話ができるような未来になればいいなと思います」(猪苗代住職)
猪苗代住職と御誕生寺のゴールデンレトリバー・アンディくん
猪苗代住職と御誕生寺のゴールデンレトリバー・アンディくん

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