かつての伝統産業を復活させたい! 大阪・堺唯一の酒蔵が「お茶リキュール」を開発
2021.01.23 06:00
千利休にあやかった「妙cha」
新商品は茶人・千利休にあやかった「リキュール」。
「妙(みょう)cha」と名付けられ、抹茶・さくら抹茶・ほうじ茶の3種類があります。(500ミリリットル1298円、300ミリリットル、858円。どちらも税込み)
蔵主の加藤堅さんは中国・上海出身で現在は日本に帰化。医療用品などの製造・販売の企業の経営者です。「利休蔵」社長の西條裕三さんが、酒蔵の業績が伸びず知人の加藤さんに相談したところ新商品を提案されたとか。
加藤さんが出資して蔵主となり、日本酒「千利休」と「お茶」を合わせたリキュールを開発。「日本酒の味をいかしながらお茶の風味を出す」のが商品開発の目的だったそう。
番組で試飲していましたが、見た目は抹茶のようで「お茶の甘み・香りがしてそのあとお酒の美味しさが味わえ、それぞれのいいところを引き立てている」とのこと。
様々な飲み方ができますが、牛乳を少し入れるとまろやかで甘みがより引き立つそうです。
商品開発にはかなりお金がかかっているそうですが、堺で唯一の酒蔵を守っていこうと頑張っているとのことでした。
(ライター:まみ)