コロナ禍の学生を「食」で助けたい 関西大「100円弁当」のコスパが最高だった
2020.12.04 21:00
[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年11月24日放送の「ニュースな町の☆印」のコーナーでは、コロナ禍の学生を応援する関西大学の取り組みについて取り上げていました。
全国大学生協連が7月に行ったアンケートによると、およそ3割の学生がコロナ前と比べてアルバイト収入が減ったと回答しました。なかには、「バイト先の店が閉店してしまった」「以前と比べて収入が10分の1になった」という学生さんも。
そんな学生を応援するため、関西大学が始めたのが「100円弁当」の販売です。
「5分で売り切れた」
番組が取材した15時30分には、キャンパス内に整理券を求める学生さんたちの長蛇の列が。並んでいた学生さんに話を聞くと、
「食費を浮かせたいので、ありがたく使わせてもらっています」
「出来るのなら週5でもいいかな」
「先日は5分で売り切れたと聞いた」
との声が。
取材日のメニューは「タルタルチキンカツ」「豚塩焼き肉」「コロッケ」「里芋そぼろ煮」「インゲン胡麻和え」「ライス」が全て入って約1000キロカロリーと、品数豊富で栄養バランスもバッチリでした。
「ふつうにこれだけ食べようと思ったら食費に500円かかるかも」「これだけの品数を自分で作るのは大変」と学生さんたち。
このお弁当、1食480円ほどかかるそうですが、差額は後援会・生協などが負担しているそうです。学生さんたちにとってありがたい取り組みですね。現在は150食限定で、販売は21年1月29日までの平日を予定しているそうです。
(ライター:まみ)