「力が...欲しいか?」 かわいい猫の日常を撮影したはずが、シュールすぎる一枚が誕生してしまった
かわいい飼い猫の日常風景を撮影したつもりが、何だか神々しいことになってしまった――そんな投稿がツイッターで話題となっている。
まずは実際の写真をご覧いただこう。
まばゆい光の中から、猫ちゃんの顔がこちらを覗いている。いったいどういう状況なのか......?
これは2020年11月24日、ツイッターユーザーのさくらは(@sakurabha)さんが、「#全日本失敗写真協会」と言うハッシュタグとともに、
「窓外の光が強すぎて
『力が...欲しいか?』
『!?』
みたいになってしまった写真」
として投稿した写真。
確かに、猫ちゃんが光の中から脳内に直接語り掛けている......かのように見える。
この写真には7万件を超えるリツイート、30万件を超える「いいね」が寄せられるなど大きな話題に(27日夕現在)。ツイッターでは
「むしろ成功写真ww」
「まさに天啓」
「猫神様降臨」
「亡くなった老師が励ましてくれる場面w」
といった反応が寄せられている。
何がどうしてこうなったのか
Jタウンネットは26日、投稿者のさくらはさんを取材し、この写真について詳しい話を聞いた。
この写真を撮影したのは、19年9月のこと。映っているのは、同年6月にさくらはさんが里親として引き受けた元保護猫のあずきちゃん(メス)と茶とらんくん(オス)。
光の中から顔を出しているのがあずきちゃんで、下にいるのが茶とらんくんだという。
さくらはさんは、当時の状況を
「あずきは窓辺に座っており、茶とらんはベッドのヘッドボードの上に座っています。
あずきがカーテンから顔を出した際に撮った写真なのですが、外の光が強くて体に光が差し込んでいる部分が白飛びし、カーテンから出た顔だけが浮き上がってしまいました」
と説明する。
この神々しい写真は、あずきちゃんの体が白飛びしてしまったことで生まれたもののようだ。
撮影に使用したスマートフォンは逆光に弱く、よく写真が白飛びしてしまい「可愛い猫が台無しだよ...」と落ち込むことが多かったというさくらはさん。
しかし、この写真ばかりは
「ガッカリより先に笑いが来ました」
と話す。これほどに見事な白飛びなら、もはや笑ってしまうだろう。
そんなさくらはさんに改めてこの写真が撮れたときの感想を尋ねると、
「『何が起きたの?!シュールなのが撮れたな』というのが第一印象です。じっと見ていたら可笑しくて可笑しくて。
顔(しかも上あごから上)だけ浮いていて、異世界から顔を出したみたいだなと思ったり。 また、こちらを見ている表情が絶妙でツボに入りました。焦点が合っていない感じとか...」
とコメントした。