回覧板に「野良猫問題について」 駆除のお願いかと思いきや...意外な内容に「泣けた」
あるツイッターユーザーの家に回ってきた町内会の回覧板。そこに挟まっていたのは、「野良猫問題について」と書かれた紙だった。
野良猫問題というタイトルから、投稿主は初め「野良猫を見つけたら保健所に通報して処分してください!」といった内容ではないかと思ったそうだが...
紙には、こう書かれていた。
「町内会では野良猫は去勢手術をしゴミを漁らないようエサを与え地域猫として共存して来ましたが、先日一匹の野良猫が亡くなりお寺で供養しました」
地域で見守ってきた猫とはいえ、野良猫を寺で供養とは――悲しくも優しい気持ちになる報告だ。予想外の内容に投稿主も不意をつかれたのだろう。
2020年4月27日、回覧板の内容を「泣けてきた」とツイッターで紹介したところ、5月1日昼時点で8万6000件の「いいね」が寄せられるなど、大きな話題になった。
投稿には、なんと「ひふみん」の愛称で知られる元プロ棋士の加藤一二三九段から「なんと素晴らしい町内会でしょう」とコメントが。他のユーザーからも、
「すごい!素敵な町内会や」 「そんな街あるんだ。うちも引き取り猫を去勢して飼ったことしかないので分かります」 「こんな優しい町だらけだったらな...猫ちゃん成仏出来ますね」
といった声が寄せられている。