「虫酸」が物理的に走るラジコン爆誕 「虫さんトコトコで草」「悪寒とレースして」走行動画が話題に
2020.11.17 17:00
走らせてみると...
11月17日、Jタウンネットは投稿者のsora.Fさんに詳しい話を聞いてみた。
大学3年生で、20代男性だという彼。「虫酸が走るラジコン」を作ったのは、どんなきっかけだったのだろう。
「日常生活で少し虫酸が走る出来事があり、この不快感をどうにか笑いに昇華できないかなと考えていたというのがきっかけです。
そこで思いついたのが、物理的に『虫酸』を走らせる、というものです。あまりのバカバカしさに、思わず不快感を忘れて笑ってしまうのではないか、と考えました」(sora.Fさん、以下同)
sora.Fさんは大学で社会学や社会心理学を学んでいるという。ラジコンは、どのように作ったのだろうか。
「軽トラックのラジコンを通販で購入して、土台部分のみ取り出しました。その上に段ボールと折り紙で作った台座を固定し、『虫酸』を載せました。この『虫酸』は、紙粘土で造形し、紫色の絵の具で着色したものです」
15日の深夜3時頃から、3時間程で作り上げたという。そんな彼は、実際に「虫酸」を走らせた動画をツイッターにアップしている。
動画に映っているラジコンは、まっすぐ進んだりカーブしたり...。コンクリートの上を縦横無尽に駆けている。sora.Fによると、「一般的なラジコンのリモコンと同様、前進、後退ボタンと左折、右折ボタンの2種で操作する」とのことだ。
「かなりの速度で駆けていくため、虫酸が走るどころかむしろ爽快感を感じますね」
注目を集めている「虫酸が走るラジコン」。こだわりや、作り終えた感想を聞いてみると
「『虫酸』の不快感を表現するため、敢えて手触り感のある紙粘土で造形した点と、『虫酸』の不快感を表現するため、ドロドロ・ギスギスした紫色を用いて塗装した点です。
このラジコンで笑っていただき、みなさまの日常生活の不快感を束の間だけ忘れさせるお手伝いができたら幸いです」
と話した。