フリマで100円の兜飾りを買った結果... どう見ても「敵の大将首を討ち取った人」になってしまった
2020.10.09 17:00
「何度か2度見されました」
Jタウンネット記者の質問に、鰐軍曹さんの答えは、意外にも以下の通りだ。
「この兜の飾り(立物)は、先日浅草で開催されたビクトリーショーという、ミリタリー系の物だけが集まるフリーマーケットで見つけたものです。
このイベントでは世界各国の軍服や装備品、エアガンなどが売りに出されるのですが、いわゆる第二次世界大戦以降の近代戦争の物がほとんどで、その中で突然武将の兜の飾りが売られているのを発見し、100円という驚きの安さもあって購入しました。
このビニール袋には兜そのものが入っているのではなく、兜の飾り(立物)と、同じ日に買った軍服などが入っているのですが、立物があまりにも大きく飛び出してしまったため、まるで兜そのものが入っているように見えた、という訳です」
残念ながら、戦で討ち取った、名のある武将の首などではなく、ミリタリー系フリーマーケットで、100円で購入した兜の飾りだったようだ(がっかりすることはないか......)。
どう見ても怪しいが、無事に持ち帰ることができたのだろうか。鰐軍曹さんに聞くと、
「尖がった部分が通行人にぶつかったりしないように、袋ごと抱えて持ち歩いていたのですが、やはり胸元に大きな金色に輝く兜の飾りがあるのは異質だったらしく、何度かすれ違う方に2度見されました」
と振り返った。職務質問を受けなかったのは、幸運だったかもしれない。
ツイッターで反響があったことについては......、
「実際に昔の戦で敵の大将の首を討ち取った場合、どのようにして持ち歩くのか教えてくれた方がいて、純粋に勉強になりました。 あと『ビニール袋に首を入れられる敵将が不憫』といったリプライがあって、たしかにその通りだなと思って、笑ってしまいました」